問題
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冷え症に対し局所の温熱効果を期待して手掌で軽圧する場合、最も適切な手技はどれか。
1 .
通常圧法
2 .
衝圧法
3 .
緩圧法
4 .
持続圧法
( あん摩マッサージ指圧師国家試験 第26回(2018年) 午後 問67 )
指圧の基本圧法です。
通常圧法は、3~5秒、患者の呼吸に合わせて押圧します。
循環器、自律神経に効果があります。
衝圧法は、一定限度まで押圧した後に急に離します。
反射作用を喚起します。
緩圧法は、軽、快、強と区切って押圧します。
慢性疾患に用いられます。
持続圧法は、手掌で押圧します。
温熱作用をもたらします。
よって、正解となります。
他に吸引圧法、振動圧法もあるので、一緒に抑えておくとよいでしょう。
正解は持続圧法です。
×
通常圧法は、患者の呼吸に合わせ3〜5秒程度押圧する方法です。
×
衝圧法は、少しずつ圧をかけて押圧したのち、急に離す方法です。
×
緩圧法は、圧をかえて2度あるいは3度押圧する方法です。
○
持続圧法は、主に手掌で5〜10秒ほど押圧する方法です。
手掌が皮膚に接することから、温熱作用をもたらします。