問題
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小殿筋への圧迫法で十分に力が伝わる股関節の他動的肢位はどれか。
1 .
屈曲位
2 .
伸展位
3 .
外転位
4 .
内転位
( あん摩マッサージ指圧師国家試験 第26回(2018年) 午後 問68 )
小殿筋の作用を考えると、解答を導き出すことができます。
小殿筋は深部にある為、股関節屈曲位の肢位では、圧迫法で十分に力が伝わりません。
小殿筋は深部にある為、股関節伸展位の肢位では、圧迫法で十分に力が伝わりません。
小殿筋の作用は、股関肢位節の外転、内旋です。
股関節外転位の肢位が圧迫法に適しているでしょう。
よって、正解となります。
小殿筋は深部にある為、股関節内転位の肢位では、圧迫法で十分に力が伝わりません。
小殿筋の作用は股関節の外転、内旋です。
小殿筋は中殿筋の奥にある為、股関節外転位で圧迫法を行うと良いでしょう。
正解は外転位です。
小殿筋は、腸骨外側を起始とし、大腿骨大転子で停止し、
おもに股関節の外転に作用する筋です。
大殿筋、中殿筋の下にあります。
×
他動的に屈曲、伸展、内転させて
小殿筋は大殿筋や中殿筋の下層にあるため、
十分に力が伝わらないものと考えられます。
×
他動的に屈曲、伸展、内転させて
小殿筋は大殿筋や中殿筋の下層にあるため、
十分に力が伝わらないものと考えられます。
○
股関節を他動的に外転させると、
表層の筋が弛緩して、小殿筋へ力が伝わりやすくなります。
×
他動的に屈曲、伸展、内転させて
小殿筋は大殿筋や中殿筋の下層にあるため、
十分に力が伝わらないものと考えられます。