問題
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古法按摩で歯痛に対する手技はどれか。
1 .
頭維の術
2 .
墨規矩の術
3 .
鳴骨の術
4 .
骨分の術
( あん摩マッサージ指圧師国家試験 第26回(2018年) 午後 問66 )
古法按摩の問題です。
頭維の術とは、左右の頭維と角孫を同時に按摩します。
墨規矩の術とは、手を広げて背部に軽擦法を行います。
鳴骨の術とは、手の小指側で骨を滑らせて音を鳴らす曲手です。
骨分の術とは、手を広げて骨間の軽擦を手早く行います。
歯痛には大腸経と胃経が良いとされており、頭維は胃経というのも合わせて覚えておくと良いでしょう。
正解は頭維の術です。
○
頭維の術は、頭維と角孫を同時に按摩する手技です。
頭維と角孫は、
三叉神経の支配領域に働きかけるので、
歯痛の際にも用いられます。
×
墨規矩の術は、手を広げて背部全体を軽擦する手技です。
×
鳴骨の術は、
肩から肩甲骨間、
脊柱両側の筋肉に手の小指側を当てて行う手技です。
×
骨分の術は、
手を広げ、肋骨間をすばやく軽擦する手技です。