あん摩マッサージ指圧師の過去問
第26回(2018年)
午後 問70
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問題
あん摩マッサージ指圧師国家試験 第26回(2018年) 午後 問70 (訂正依頼・報告はこちら)
施術者の手指の感染防止で最も適切なのはどれか。
- 手指に傷がある場合は指サックを装着する。
- 手指にハンドクリームを塗る。
- 手洗いの際にエアータオルを使用する。
- ラビング法で用いる消毒薬は約1mlである。
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この過去問の解説 (3件)
01
施術においても感染防止は必要ですので、よく考えて答えを導き出しましょう。
手指に傷がある場合は指サックを装着するのは、感染防止につながります。
よって、正解となります。
手指にハンドクリームを塗るのは、保湿にはなりますが、感染防止にはなりません。
適切ではない選択肢です。
手洗いの際にエアータオルを使用するのは、細菌が拡散してしまいます。
適切ではない選択肢です。
ラビング法で用いる消毒薬は約3mlです。
ラビング法は擦式消毒剤を用いる方法です。
適切ではない選択肢です。
常識範囲で答えられる簡単な問題ですので、選択ミスをしないように気をつけましょう。
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02
正解は「手指に傷がある場合は指サックを装着する。」です。
○
損傷した皮膚は、感染源として考えるため、
施術者の手指に傷がある場合、
指サックや手袋を使用する必要があります。
×
ハンドクリームは、
皮膚を保湿しバリア機能を維持する効果は期待できますが、
感染を防止することはできないため、
感染防止対策としては適切ではないと考えられます。
×
手洗いの際にエアータオルを使用することは、
空気中にエアロゾルを拡散させる可能性があり、
感染防止対策としては適切ではないと考えられます。
×
ラビング法は、
約3mLの消毒薬を手に取り、
30秒から1分程度かけて乾燥するまでよくすり込む方法です。
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03
1 . 手指に傷がある場合は指サックを装着することで、手指の感染防止に繋がるため正解です。
2 . 手指にハンドクリームを塗ることは、手の保湿になりますが、感染防止とは、関係ありません。
3 . 手洗いの際にエアータオルを使用するのは、細菌などをまき散らす恐れがあるため感染防止としては、不適切です。
4 . ラビング法で用いる消毒薬は約1mlではなく、約3mlです。
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