あん摩マッサージ指圧師 過去問
第26回(2018年)
問145 (午後 問70)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第26回(2018年) 問145(午後 問70) (訂正依頼・報告はこちら)

施術者の手指の感染防止で最も適切なのはどれか。
  • 手指に傷がある場合は指サックを装着する。
  • 手指にハンドクリームを塗る。
  • 手洗いの際にエアータオルを使用する。
  • ラビング法で用いる消毒薬は約1mlである。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

正解は「手指に傷がある場合は指サックを装着する。」です。

選択肢1. 手指に傷がある場合は指サックを装着する。

損傷した皮膚は、感染源として考えるため、

施術者の手指に傷がある場合、

指サックや手袋を使用する必要があります。

選択肢2. 手指にハンドクリームを塗る。

×

ハンドクリームは、

皮膚を保湿しバリア機能を維持する効果は期待できますが、

感染を防止することはできないため、

感染防止対策としては適切ではないと考えられます。

選択肢3. 手洗いの際にエアータオルを使用する。

×

手洗いの際にエアータオルを使用することは、

空気中にエアロゾルを拡散させる可能性があり、

感染防止対策としては適切ではないと考えられます。

選択肢4. ラビング法で用いる消毒薬は約1mlである。

×

ラビング法は、

約3mLの消毒薬を手に取り、

30秒から1分程度かけて乾燥するまでよくすり込む方法です。

参考になった数1

02

施術においても感染防止は必要ですので、よく考えて答えを導き出しましょう。

選択肢1. 手指に傷がある場合は指サックを装着する。

手指に傷がある場合は指サックを装着するのは、感染防止につながります。

よって、正解となります。

選択肢2. 手指にハンドクリームを塗る。

手指にハンドクリームを塗るのは、保湿にはなりますが、感染防止にはなりません。

適切ではない選択肢です。

選択肢3. 手洗いの際にエアータオルを使用する。

手洗いの際にエアータオルを使用するのは、細菌が拡散してしまいます。

適切ではない選択肢です。

選択肢4. ラビング法で用いる消毒薬は約1mlである。

ラビング法で用いる消毒薬は約3mlです。

ラビング法は擦式消毒剤を用いる方法です。

適切ではない選択肢です。

まとめ

常識範囲で答えられる簡単な問題ですので、選択ミスをしないように気をつけましょう。

参考になった数0

03

正解は1です。

1 . 手指に傷がある場合は指サックを装着することで、手指の感染防止に繋がるため正解です。

2 . 手指にハンドクリームを塗ることは、手の保湿になりますが、感染防止とは、関係ありません。

3 . 手洗いの際にエアータオルを使用するのは、細菌などをまき散らす恐れがあるため感染防止としては、不適切です。

4 . ラビング法で用いる消毒薬は約1mlではなく、約3mlです。

参考になった数0