問題
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受動喫煙の防止に関する規定があるのはどれか。
1 .
健康増進法
2 .
地域保健法
3 .
健康保険法
4 .
医療法
( あん摩マッサージ指圧師国家試験 第27回(2019年) 午前 問5 )
受動喫煙とは、
人が、他人の喫煙により、
たばこから発生する煙に
さらされることをいいます。
健康増進法は、健康増進を図り、
国民保健の向上を目的としています。
第6章では、
受動喫煙について規定していますので、
これが正解であると考えられます。
地域保健法は、
地域保健対策が総合的に推進され、
地域住民の健康が保持増進されるよう
定められています。
健康保険法は、
国民の生活の安定や福祉の向上のため、
労働者や被扶養者の疾病等に対する
保険給付に関して定めています。
医療法は、国民の健康保持のため、
良質で適切な医療を
効率的に提供する体制の確保を図るよう
定められています。
肺がん、虚血性心疾患、脳卒中、
乳幼児突然死症候群(SIDS)の4疾患は、
受動喫煙との関連が高いといわれています。
1.健康増進法は、国民の健康増進の総合的な推進に関して、基本的な事項を定めたもので、その項目には受動喫煙の防止に関する規定があり、正答となります。
2.地域保健法は、地域住民の健康の保持と増進を目的に、公衆衛生の向上のために制定された法律となります。
3.健康保険法は、病気やけがに備え、保険給付を行うための健康保険制度に関する法律です。
4.医療法は、病院・診療所・助産所の開設と管理、それらの医療施設の整備や管理体制に加え、都道府県の定める医療計画・医療法人に関する規定と罰則などを規定した法律です。