あん摩マッサージ指圧師の過去問
第27回(2019年)
午前 問17

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第27回(2019年) 午前 問17 (訂正依頼・報告はこちら)

股関節を屈曲する筋はどれか。
  • 薄筋
  • 大殿筋
  • 中殿筋
  • 腸腰筋

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この過去問の解説 (3件)

01

1.薄筋の作用は、股関節の【内転】と【膝関節】の屈曲と内旋です。

2.大殿筋の作用は、股関節の【伸展】・【外転】・【外旋】。直立姿勢の保持です。

3.中殿筋の作用は、股関節の【外転】、前部の筋は【内旋】となります。

4.腸腰筋の作用は、股関節の【屈曲】、下肢を固定すると上半身は前へ曲がるものであり、正答となります。

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02

1.薄筋の主な作用は股関節の内転です。

2.大殿筋の主な作用は股関節の伸展です。

3.中殿筋の作用は股関節の外転です。

4.腸腰筋の主な作用は股関節の屈曲です。腰椎と大腿骨を結ぶ筋肉であり、腸骨筋と大腰筋からなります。

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03

股関節は、

寛骨臼と大腿骨頭で構成されています。

選択肢1. 薄筋

薄筋は、恥骨下枝を起始とし、

脛骨粗面の内側で停止する筋です。

股関節の内転などに作用します。

選択肢2. 大殿筋

大殿筋は、

腸骨外面、仙骨後面、仙結節靭帯を起始とし、

殿筋粗面、腸脛靭帯で停止する筋です。

股関節の伸展などに作用します。

選択肢3. 中殿筋

中殿筋は、腸骨外面を起始とし、

大転子で停止する筋です。

股関節の外転などに作用します。

選択肢4. 腸腰筋

腸腰筋は、大腰筋と小腰筋、

腸骨筋からなります。

大腰筋は、全腰椎肋骨突起、T12〜L4椎体、

椎間円板を起始とし、小転子で停止します。

小腰筋は、T12、L1の椎間板を起始とし、

小転子で停止します。

腸骨筋は、腸骨窩を起始とし、

小転子で停止します。

腸腰筋は、

おもに股関節の屈曲に作用しますので、

これが正解であると考えられます。

まとめ

筋の起始停止、作用について、

支配神経も含めて

振り返っておきましょう。

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