あん摩マッサージ指圧師の過去問
第27回(2019年)
午前 問27
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問題
あん摩マッサージ指圧師国家試験 第27回(2019年) 午前 問27 (訂正依頼・報告はこちら)
細胞外液中の陽イオンで最も多いのはどれか。
- カリウムイオン
- カルシウムイオン
- ナトリウムイオン
- マグネシウムイオン
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この過去問の解説 (3件)
01
細胞内液の主な組成はカリウムイオン、リン酸イオンです。
1.カリウムイオン(K+)は細胞内液中で最も多い陽イオンです。
2.カルシウムイオンは細胞外液中に多くは含まれません。
3.ナトリウムイオンは(Na+)は細胞外液中で最も多い陽イオンです。
4.マグネシウムイオンは細胞外液中に多くは含まれません。
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02
細胞外液は、細胞膜の外側にある体液です。
カリウムイオンは、
細胞内液に多く含まれており、
神経細胞や筋肉細胞の興奮などに
関与しています。
カルシウムイオンは、
おもに細胞外液に含まれ、
筋収縮や、歯・骨形成に関与しています。
ナトリウムイオンは、
細胞外液に最も多く含まれていますので、
これが正解であると考えられます。
浸透圧の調整などに関与しています。
マグネシウムイオンは、
細胞内液に含まれています。
酵素の活性化などに関与しています。
体液には、電解質のほか、
ブドウ糖などの非電解質も含まれています。
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03
1.カリウムイオン
カリウムイオン(K+)は神経や筋の興奮に関わるイオンで、細胞外液中には少なく、細胞内液には大量に存在します。
2.カルシウムイオン
カルシウムイオン(Ca2+)は、骨の形成などにかかわりますが、体液中に溶けている量は非常にわずかです。
3.ナトリウムイオン
ナトリウムイオン(Na+)は浸透圧を左右する最も大きな因子であり、細胞外液へ大量に存在するため、正答となります。
4.マグネシウムイオン
マグネシウムイオン(Mg2+)は酸素の活性などに働きますが、体液中に溶けている量は非常にわずかです。
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