あん摩マッサージ指圧師の過去問
第27回(2019年)
午前 問34
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問題
あん摩マッサージ指圧師国家試験 第27回(2019年) 午前 問34 (訂正依頼・報告はこちら)
温熱性発汗について正しいのはどれか。
- 外気温に影響されない。
- エクリン腺が関与する。
- 副交感神経により調節される。
- 大脳皮質により統御される。
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この過去問の解説 (3件)
01
1.外気温に影響され、高温環境で温熱性発汗が起こります。
2.エクリン腺が関与します。体温調節に関与するのはエクリン腺から分泌される汗で、アポクリン腺から分泌される汗は体温調節に関与しません。
3.温熱性発汗はエクリン腺から分泌される汗で、エクリン腺は交感神経に支配されます。
4.大脳皮質により統御されません。
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02
汗は皮膚にある汗腺で作られますが、
暑い時や運動時などには、
上昇した体温を下げるためにも作られます。
これを温熱性発汗といいます。
温熱性発汗は、暑い時にみられますので、
外気温に影響されると考えられます。
エクリン腺は、汗腺の一つです。
温熱性発汗の際に機能して、
汗を作る汗腺ですので、
これが正解であると考えられます。
温熱性発汗は、
交感神経により調節されています。
温熱性発汗は、体温調節の一環であり、
脳幹の視床下部が中枢となっています。
発汗の種類には、
緊張などの精神的ストレスにより発汗する
精神性発汗、
辛いものや刺激の強いものを食べた時に
発汗する味覚性発汗があります。
また、不感蒸泄として、
皮膚などから水分が体の外へ出ています。
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03
1.外気温に影響されない。
温熱性発汗は外気温の上昇によって起こります
2.エクリン腺が関与する。
汗腺にはアポクリン腺とエクリン腺があり、温熱性発汗はエクリン腺となり、正答となります。
アポクリン腺は精神性発汗に関与します。
3.副交感神経により調節される。
汗腺は交感神経によって調節されます。
4.大脳皮質により統御される。
温熱性発汗は視床下部の体温調節中枢により統御されています。
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