あん摩マッサージ指圧師の過去問
第27回(2019年)
午前 問50

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第27回(2019年) 午前 問50 (訂正依頼・報告はこちら)

徒手検査と検査対象の組合せで正しいのはどれか。
  • ファレンテスト ―――― 膝関節
  • トーマステスト ―――― 股関節
  • マクマレーテスト ――― 肘関節
  • スパーリングテスト ―― 腰椎

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この過去問の解説 (3件)

01

徒手検査は、

基本的には道具を使用せず、

体を動かすなどして実施し、

異常の有無などを調べる検査です。

選択肢1. ファレンテスト ―――― 膝関節

ファレンテストは、

手根管症候群が疑われる際に行われます。

膝関節に対する徒手検査には、

半月板損傷を判別する

マクマレーテストなどがあります。

選択肢2. トーマステスト ―――― 股関節

トーマステストは、

股関節の異常に対して行われる

徒手検査ですので、

これが正解であると考えられます。

選択肢3. マクマレーテスト ――― 肘関節

マクマレーテストは、

半月板損傷が疑われる際に用いられます。

肘関節に対して行われる徒手検査には、

上腕二頭筋腱炎が疑われる際に実施される

スピードテストなどがあります。

選択肢4. スパーリングテスト ―― 腰椎

スパーリングテストは、

頚椎の神経根障害が疑われる際に行われます。

腰椎に対して行われる徒手検査には、

椎間板ヘルニアが疑われる際に実施される、

下肢伸展挙上テストなどがあります。

まとめ

選択肢に挙げられている徒手検査について、

目的や方法を振り返っておきましょう。

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02

1.ファレンテストーーー膝関節

ファレンテストは手根管症候群などの際に用いられます。

 膝関節の問題は、ラックマンテストやストレステストが用いられます。

2.トーマステストーーー股関節

トーマステストは股関節の損傷を見る際に用いるため、正答となります。

3.マクマレーテストーーー肘関節

マクマレーテストは、膝関節の半月板損傷に際に用いられます。

肘関節の問題は、ライトテスト(過外転症候群)などを用います。

4.スパーリングテストーーー腰椎

スパーリングテストは、上腕二頭筋長頭腱の際に用いられます。

腰椎の問題に対しては、ケンプテストやSLR(坐骨神経)が用いられます。

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03

徒手検査と検査対象の正しい組み合わせは、以下の通りです。

1.ファレンテスト ―――― 手根管症候群

2.トーマステスト ―――― 股関節

3.マクマレーテスト ――― 膝関節(半月板損傷)

4.スパーリングテスト ―― 頚椎の神経根障害

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