あん摩マッサージ指圧師の過去問
第27回(2019年)
午後 問4

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第27回(2019年) 午後 問4 (訂正依頼・報告はこちら)

社会的リハビリテーションに該当するのはどれか。
  • 職業訓練
  • 障害者支援施設利用
  • 特別支援教育
  • 廃用症候群予防

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この過去問の解説 (3件)

01

社会的リハビリテーションとは、社会参加を目標として社会生活力を高めるものです。
内容としては、障害者との面談を行ってサポートを行ったり、障害年金制度、施設入所や訪問介護サービス、障害者支援施設などの社会資源の活用などがあります。


1.職業訓練
  職業的リハビリテーションは障害者の自立、社会復帰をはたすために職業訓練が行われます。
  職業相談、職業評価、職業訓練、職業指導、職業紹介などがあります。

3.特別支援教育
  教育的リハビリテーションは年齢階層を問わず、障害児・者の、身体、精神両面の自立を目指す教育的支援が行われます。
  養護学校や特殊学級などがあります。

4.廃用症候群予防
  医学的リハビリテーションは、医師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、看護師、ソーシャルワーカー、管理栄養士、教師などがチームを作り行うものです。
  内容は多岐に渡り「予防的リハビリテーション」「急性期リハビリテーション」「回復期リハビリテーション」「維持期リハビリテーション」に分けられます。
  予防的リハビリテーションは、疾病の予防、障害者の合併症の予防と健康維持などが含まれます。
  急性期リハビリテーションは、廃用症候群の予防などです。
  回復期リハビリテーションは、身体機能、精神機能、心理を含めた機能回復を図ります。
  維持期リハビリテーションは、障害者や療養中の生活者の活動レベルや社会参加を低下させないようにすることと、合併症を予防し、健康を維持することを図ります。

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02

リハビリテーションは、

医学的、職業的、教育的、社会的の4分野があります。

それぞれの選択肢の意味合いを、この4項目に当てはめれば解答できます。

社会的リハビリテーションとは、

障害者における経済的、社会的な負担の軽減や、

社会に適合していくための援助を目的としたものです。

選択肢1. 職業訓練

職業的リハビリテーションです。

選択肢2. 障害者支援施設利用

正解です。

選択肢3. 特別支援教育

教育的リハビリテーションです。

選択肢4. 廃用症候群予防

医学的リハビリテーションです。

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03

リハビリテーションの分野は以下となります。

・医学的リハビリテーション:障害をもった者への医学的サポート

・教育的リハビリテーション:小児の障害をもった者への療育

・職業的リハビリテーション:障害をもった者の自立を目的とした訓練 

・社会的リハビリテーション:障害をもった者の自立のための環境整備

1.職業訓練は、職業的リハビリテーションに該当します。

2.障害者支援施設利用は、社会的リハビリテーションに該当するため、正答となります。

3.特別支援教育は、教育的リハビリテーションに該当します。

4.廃用症候群予防は、医学的リハビリテーションに該当します。

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