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あん摩マッサージ指圧師の過去問 第27回(2019年) 午後 問8

問題

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異常歩行と疾患の組合せで正しいのはどれか。
   1 .
鶏歩 ――――――――――― 筋ジストロフィー
   2 .
小刻み歩行 ―――――――― 変形性股関節症
   3 .
失調性歩行 ―――――――― 小脳梗塞
   4 .
トレンデレンブルグ歩行 ―― パーキンソン病
( あん摩マッサージ指圧師国家試験 第27回(2019年) 午後 問8 )
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この過去問の解説 (3件)

2
失調性歩行とは、小脳障害、脊髄後根、後索障害では深部知覚の障害により、大きく両下肢を開き、1歩毎に足を高く上げて眼で足元を確認しながら足を運ぶ歩行です。


1.鶏歩 ――――――――――― 筋ジストロフィー
  腓骨神経麻痺による尖足がある場合に発生します。
  足を高く上げて足先を引きずるように歩行します。

2.小刻み歩行 ―――――――― 変形性股関節症
  パーキンソン病でみられます。
  頭と上体を前屈し、ちょこちょこと小刻みに歩く歩行です
(パーキンソン歩行)。
  歩く勢いが付きすぎると、加速的に歩行が早くなる突進歩行になります。

4.トレンデレンブルグ歩行 ―― パーキンソン病
  先天性股関節脱臼、変形性股関節症などの股関節疾患で見られます。
  患側下肢で起立した際に健側骨盤が下がり、バランスをとるために患側の肩を低下させながらの歩行です。

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異常歩行には、以下のようなものがあります。

鶏歩歩行・・・腓骨神経麻痺

小刻み歩行・・・パーキンソン病に特徴的な歩行で、

他にも、「すくみ足歩行」や「突進歩行」も見られます。

失調性歩行・・・小脳障害における「酩酊歩行」や、「よろめき歩行」

また、深部知覚障害における「踵打ち歩行」などがあります。

トレンデレンブルグ歩行・・・先天性股関節脱臼や、変形性股関節症による中殿筋の筋力低下による歩行です。

動揺性歩行・・・筋ジストロフィーに特徴的な歩行で、「アヒル歩行」とも呼ばれます。

ぶん回し歩行・・・片麻痺ででみられる歩行です。

はさみ脚歩行・・・痙性対麻痺における歩行です。

ヒステリー歩行・・・ヒステリー患者に特徴的です。

この他、脊柱管狭窄症で特徴的な「間欠性跛行」などもありますので、根気よく覚えていきましょう。

0

1 .鶏歩 ――――――――――― 筋ジストロフィー

鶏歩は、腓骨神経麻痺による尖足がある場合に起きる異常歩行です。

筋ジストロフィーの際には、動揺性歩行が現れます。

2 .小刻み歩行 ―――――――― 変形性股関節症

小刻み歩行(突進歩行)は、運動機能を円滑にする椎体外路系障害の為に起きる異常歩行であり、パーキンソン病の際に現れます。

変形性股関節症の際には、トレンデレンブルグ歩行が現れます。

3 .失調性歩行 ―――――――― 小脳梗塞

失調性歩行は、円滑な運動ができない状態の際に起きる異常歩行であり小脳障害の際に現われるため、正答となります。

4 .トレンデレンブルグ歩行 ―― パーキンソン病

トレンデレンブルグ歩行は、股関節の筋力低下で起きる異常歩行であり、先天性股関節脱臼や変形性股関節症などの股関節疾患の際に現れます。

パーキンソン病の際には、小刻み歩行(突進歩行)が現れます。

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