あん摩マッサージ指圧師の過去問
第27回(2019年)
午後 問10
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問題
あん摩マッサージ指圧師国家試験 第27回(2019年) 午後 問10 (訂正依頼・報告はこちら)
脳卒中の急性期リハビリテーションについて正しいのはどれか。
- 廃用症候群予防のため早期離床を目指す。
- 急性期にはリスクが高いために行わない。
- 理学療法を行うには医師の処方は不要である。
- 自立活動が期待できない重度障害者は対象にならない。
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この過去問の解説 (3件)
01
3.理学療法を行うには医師の処方は不要である。
理学療法、作業療法は医師の指示のもとに療法を行わなければなりません。
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02
脳卒中のリハビリは、出来るだけ早く開始します。
急性期のリハビリは、
廃用症候群の予防と、基礎体力の維持を
目的として、
ベッド上で座る
手足を動かす
関節可動域の維持
などをベッドサイドで、行っていきます。
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03
1.廃用症候群予防のため早期離床を目指す。
廃用症候群は長期臥床または安静による二次障害で、長く続けば非可逆的な変化となります。
その予防には、早期離床と早期歩行を目指すため、正答となります。
2.急性期にはリスクが高いために行わない。
急性期のリハビリテーションはリスク管理は必須ですが、関節可動域訓練や座位などの基本動作の訓練はADL低下を防げるため、早期より継続する必要があります。
3.理学療法を行うには医師の処方は不要である。
理学療法をはじめとしたリハビリテーションの判断は、医師の処方に基づいて行われます。
4.自立活動が期待できない重度障害者は対象にならない。
自立活動が期待できない重度障害者であっても、ADL回復と維持のためにリスク管理を徹底しながら、体位変換や他動的関節可動域訓練などのリハビリテーションが必要となります。
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