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あん摩マッサージ指圧師の過去問 第27回(2019年) 午後 問13

問題

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痙直型脳性麻痺について正しいのはどれか。
   1 .
運動療法の開始は2歳以降とする。
   2 .
成長に伴い関節拘縮や変形が合併する。
   3 .
頸部の不随意運動を特徴とする。
   4 .
原因に進行性の疾患が含まれる。
( あん摩マッサージ指圧師国家試験 第27回(2019年) 午後 問13 )
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この過去問の解説 (3件)

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脳性麻痺の痙直型は、小児の7割と、最も多くみられます。

次にアテトーゼ型があり、

その他、失調型、混合型があります。

痙直型においては、筋肉が持続した硬直状態となり、「はさみ脚歩行」が特徴的です。

脳性麻痺とは、生後4週以内の脳の損傷によって、生じた非進行性かつ、永続的な、脳損傷の後遺症です。

出生前の脳の形成異常や、サイトメガロウイルス感染症や、トキソプラズマ感染症などによる脳損傷や、

周産期における新生児の仮死状態、分娩時における脳損傷、

出生後の脳損傷や、中枢神経の感染症および重症の黄疸

などが原因となります。

選択肢1. 運動療法の開始は2歳以降とする。

運動療法は、新生児から早期に開始します。

選択肢2. 成長に伴い関節拘縮や変形が合併する。

正解です。

選択肢3. 頸部の不随意運動を特徴とする。

不随意運動が特徴的にみられるのは、「アテトーゼ型」です。

選択肢4. 原因に進行性の疾患が含まれる。

脳性麻痺は、非進行性です。

付箋メモを残すことが出来ます。
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脳性麻痺は定義として、受胎から新生児までの間に脳へ生じた非進行性病変に基づく運動障害であり、2歳までに発現する進行性疾患や一過性の運動障害は除去するものとなります。

1.運動療法の開始は 2 歳以降とする。

運動療法の開始は早期発見、早期治療です。乳児期から機能訓練を開始します。

2.成長に伴い関節拘縮や変形が合併する。

成長に伴い関節拘縮や変形は合併となるため、正答となります。

3.頸部の不随意運動を特徴とする。

痙直型脳性麻痺は、痙性麻痺や後弓反射、四肢麻痺が特徴となります。

4.原因に進行性の疾患が含まれる。

脳性麻痺は、進行性疾患や一過性の運動障害は除去されます。

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痙直型脳性麻痺は脳性麻痺のタイプの一つで、「失調型」「痙直型」「固縮型」「混合型」があります。

脳性麻痺は脳の発育時に生じた不可逆性の脳障害で、非進行性の病変です。
原因としては出生前の原因として胎内感染、胎盤機能不全、遺伝子など。
出生後の原因として、重症性黄疸頭蓋内感染症、脳出血などがあります。

脳性麻痺であると診断された場合、すぐに物理療法が開始されます。
早期に訓練を開始することで、運動能力の促進、関節拘縮や変形の予防や痙縮の防止が期待されます。


1.運動療法の開始は2歳以降とする。
  診断後すぐに開始することが大切です。

3.頸部の不随意運動を特徴とする。
  痙直型脳性麻痺の場合、四肢の筋緊張亢進が強く、折りたたみナイフ現象が見られます。

4.原因に進行性の疾患が含まれる。
  脳性麻痺は脳の発育時に生じた不可逆性の脳障害で、非進行性の病変です。

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