あん摩マッサージ指圧師の過去問
第27回(2019年)
午後 問17

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第27回(2019年) 午後 問17 (訂正依頼・報告はこちら)

腎を剋する臓の生理作用はどれか。
  • 血を蔵す。
  • 精を蔵す。
  • 気を主る。
  • 統血を主る。

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この過去問の解説 (3件)

01

「剋する」とは、「打ち勝つ」と言う意味で、

相剋関係は、五行同士の勝ち負けの関係の事です。

腎(水)を剋する臓とは、五行(木火土金水)においての水に打ち勝つものを指します。

水は、土に堰き止められるので、

土にあたる臓は、脾とわかります。

(木火土金水→肝心脾肺腎)

そして、脾には

運化(食べ物を消化する)と

昇清(栄養を行き渡らせる)と

統血(血が漏れないようにする)という

3つの作用があります。

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02

五臓:肝 心 脾 肺 腎

相克関係は「肝克脾」「脾克腎」「腎克心」「心克肺」「肺克肝」となります。
腎を剋する臓器は脾にあたり、脾は運化・昇清・統血を主ります。


1.血を蔵す。
  肝は血を蔵し、筋を主ります。

2.精を蔵す。
  腎は精を蔵し、納気を主ります。

3.気を主る。
  肺は気を主り、また皮毛も主ります。

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03

腎は五行の水に属し、水を剋する土に属する臓、脾の生理作用が正答となります。

1.血を蔵す。

血を蔵す臓は肝です。

2.精を蔵す。

精を蔵す臓は腎です。

3.気を主る。

気を主る臓は肺です。

4.統血を主る。

統血を主る臓は脾であり、正答となります。

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