問題
このページは問題閲覧ページです。正解率や解答履歴を残すには、 「条件を設定して出題する」をご利用ください。
[ 設定等 ]
病気の原因として、
「内因」と「外因」、そして、「不内外因」の3つがあります。
このうちの「内因」には、
七情である、
怒(肝)、喜(心)、思(脾)、悲・憂(肺)、恐、驚(腎)
があり、
「外因」には、
六邪として、
風邪(肝)、暑邪(心)、湿邪(脾)、燥邪(肺)、寒邪(腎)、火邪
があります。
そして、
「不内外因」には、
暴飲暴食や、疲労、房事過多、ストレスなど
があります。
「考えすぎると傷つきやすい」とは、
内因の「思」にあたり、
臓は、「脾」となります。
七情の問題となります。その意味は以下となります。
・怒:怒は心中に張り詰めた怒りの感情です。
・喜:喜は見たり、聞いたり、食べたりでこみ上げるうれしさ・楽しさの感情です。
・思:思は深い考え、深く考えることです。
・悲:悲は自分の心にそむく悲しむ意です。
・憂:憂は心が滅入って病むさまです。
・恐:恐は心の中がうつろになる状態、恐れです。
・驚:驚はぎくりとすることで驚きあわて、恐れることです。
1.肝は、『怒』が過ぎると傷られます。
2.脾は、『思』が過ぎる(脳を意味し、深く考えること)で傷られるため、正答となります。
3.肺は、『憂・悲』が過ぎると傷られます。
4.腎は、『恐・驚』が過ぎると傷られます。
他に、心は、『喜』が過ぎると傷られます。