あん摩マッサージ指圧師の過去問
第27回(2019年)
午後 問29
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問題
あん摩マッサージ指圧師国家試験 第27回(2019年) 午後 問29 (訂正依頼・報告はこちら)
足の太陰経の流注で正しいのはどれか。
- 足の第2指内側端に起こる。
- 脛骨内縁の後ろに沿って上る。
- 腹部では前正中線の外方2寸を上る。
- 胸部では前正中線の外方4寸を上る。
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この過去問の解説 (3件)
01
足の太陰脾経の流注は、足の第一指端(隠白穴)に起こり、脛骨内縁の後ろに沿って上り、腹部では前正中線の外方4寸、胸部では前正中線の外方6寸を上ります。
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02
足の太陰(脾)経は、足の母指内側から起こり、
下肢の内側、腹部を経て胸部に至ります。
足の第2指内側端に起こる流注はありませんが、
足の陽明胃経は、目の下から起こり、
鼻・口の横、胸、下肢外側前面を通り、
足の第2指外側に至ります。
足の太陰脾経は、
下肢では脛骨内縁の後ろに沿って上っていますので、
これが正解であると考えられます。
腹部で
前正中線の外方2寸を上る流注はありませんが、
足の陽明胃経は、
腹部では前正中線の外方2寸を下ります。
胸部で
前正中線の外方4寸を上る流注はありませんが、
足の陽明胃経は、
胸部では前正中線の外方4寸を下ります。
足の太陰経の流注について振り返っておきましょう。
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03
正解は 脛骨内縁の後ろに沿って上る。です。
間違いです。
足の第2趾内側端に起こる経絡はありませんが、足の第2趾外側爪甲根部に終わるのは、足の陽明胃経です。
正解です。
足の太陰脾経は、母指内側爪甲根部に起こり、中足骨内縁、内踝前縁、脛骨内側を通り、大腿内側を上って腹部正中線の傍ら4寸を上行し、胸部を上行し終わります。
間違いです。
腹部の前正中線の外方2寸を上るのではなく、下る経絡は、足の陽明胃経です。
間違いです。
胸部の前正中線の外方4寸を上るのではなく、下る経絡は、足の陽明胃経です。
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