あん摩マッサージ指圧師の過去問
第27回（2019年）
午後 問33

列欠は、手の太陰肺経の経穴で、

太淵の上1寸5分、

橈骨茎状突起の上に取ります。

太淵は、手首前面横紋の親指側の陥凹部、

橈骨動脈拍動部に取ります。

手関節掌側横紋の上方1寸5分に

取穴するといえますので、

これが正解であると考えられます。

偏歴は、手の陽明大腸経の経穴です。

陽谿と曲池とを結ぶ線を４等分し、

陽谿から４分の１のところに取ります。

陽谿は、手関節後橈側で、

母指を伸展してできる長・短母指伸筋腱の間の

陥凹部に取ります。

また、曲池は、

肘を屈曲してできる肘窩横紋の外方、

上腕骨外側上顆の前に取ります。

内関は、 手の厥陰心包経の経穴で、

大陵から曲沢に向かい上２寸に取ります。

大陵は、手関節前面横紋の中央に取り、

曲沢は、肘窩横紋上、

上腕二頭筋腱の尺側に取ります。

通里は、手の少陰心経の経穴で、

上腕前面の尺側、少海の上３寸に取ります。

少海は、肘の横紋上、

上腕骨内側上顆橈側に取ります。

正解です。

列欠は、手関節掌側横紋の上方1寸5分に取穴します。

間違いです。

偏歴は、手関節背側横紋の上方3寸に取穴します。

間違いです。

内関は、手関節掌側横紋の上方2寸に取穴します。

間違いです。

通里は、手関節掌側横紋の上方1寸に取穴します。