あん摩マッサージ指圧師の過去問
第27回(2019年)
午後 問40

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第27回(2019年) 午後 問40 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文で示す頭痛の治療方針として最も適切なのはどれか。

「痛みは長く続き、活動時に軽減する。めまい、ふらつき、精神疲労、動悸を伴う。舌質は淡、脈は細。」
  • 風邪を散じる。
  • 逆気を降ろす。
  • 津液を補う。
  • 気血を養う。

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この過去問の解説 (3件)

01

頭痛の症状は、

外邪の侵入による「外感頭痛」

精神的なストレスによる「肝火頭痛」

臓腑の機能低下による「内傷頭痛」

などがあります。

選択肢4. 気血を養う。

問題文の症例「痛みは長く続き、活動時に軽減する。めまい、ふらつき、精神疲労、動悸を伴う。舌質は淡、脈は細。」という症状は、

内傷頭痛の内の、「気血両虚による頭痛」となります。

まとめ

よって正解は、「気血を養う」となります。

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02

長く続き、活動時に軽減する頭痛は、

めまい、ふらつき、精神疲労、動悸を伴い、

舌質は淡、脈は細とのことでした。

選択肢1. 風邪を散じる。

風邪は、体の上部を襲いやすく、

頭痛の原因となることがあり、

この場合は風邪を散じます。

選択肢2. 逆気を降ろす。

気が流れに逆らって上昇することにより、

急な頭痛などを生じることがあり、

この場合は逆気を降ろします。

選択肢3. 津液を補う。

津液不足の場合は、

口渇など乾燥から生じる症状が主となり、

この場合は津液を補います。

選択肢4. 気血を養う。

この頭痛の特徴から、

気血が不足していることがうかがわれます。

問題文の頭痛の治療方針として

適切であるといえますので、

これが正解であると考えられます。

まとめ

痛みを評価する際には、

その性質や生じている期間の長さ、

部位などを把握します。

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03

正解は4です。

設問の症状から気血両虚による頭痛が考えられます。よって頭痛の治療方針として最も適切なのは、 4 . 気血を養うが正解となります。

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