あん摩マッサージ指圧師の過去問
第27回(2019年)
午後 問42
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問題
あん摩マッサージ指圧師国家試験 第27回(2019年) 午後 問42 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文で示す患者の病証に対する治療で最も適切な経穴の組合せはどれか。
「38歳の女性。職業はシステムエンジニア。日頃から目が乾き、仕事が忙しくなると気分が落ち着かなくなり不眠となる。最近では腰に重だるさがみられる。舌質は紅、脈は細数。」
「38歳の女性。職業はシステムエンジニア。日頃から目が乾き、仕事が忙しくなると気分が落ち着かなくなり不眠となる。最近では腰に重だるさがみられる。舌質は紅、脈は細数。」
- 章門 ――― 京門
- 期門 ――― 京門
- 期門 ――― 章門
- 神門 ――― 京門
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この過去問の解説 (3件)
01
システムエンジニアを職業とする
38歳の女性患者は、日頃から目が乾き、
仕事が忙しくなると
気分が落ち着かなくなって不眠となり、
最近では腰に重だるさがみられていました。
また、舌質は紅、脈は細数でした。
章門は脾経の募穴であり、
第11肋骨前端下際に取ります。
また、京門は腎経の募穴であり、
第12肋骨端下縁に取ります。
期門は肝経の募穴であり、
第6肋骨、前正中線の外方4寸に取ります。
また、京門は腎経の募穴であり、
第12肋骨端下縁に取ります。
女性患者の症状から、
肝陰虚と腎陰虚であることがうかがわれ、
治療穴として適切であるといえますので、
これが正解であると考えられます。
期門は肝経の募穴であり、
第6肋骨、前正中線の外方4寸に取ります。
また、章門は脾経の募穴であり、
第11肋骨前端下際に取ります。
神門は心経の原穴であり、
尺骨手根屈筋腱の橈骨縁、
手関節掌側横紋上に取ります。
また、京門は腎経の募穴であり、
第12肋骨端下縁に取ります。
原穴や募穴について振り返っておきましょう。
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02
問題本文の「目が渇く、気分が落ち込む、不眠」という事から肝陰虚の症状と推測し、「腰の重だるさ」という事から腎陰虚の症状と推測します。
更に、舌が紅は、「熱」、脈が細は、「虚」ということになり、本症例は、肝腎陰虚となるので、肝経の募穴と、腎経の募穴の組み合わせの、期門と京門が正解となります。
間違いです。
章門は脾経の募穴で、京門は腎経の募穴です。
正解です。
期門は肝経の募穴で、京門は腎経の募穴です。
間違いです。
期門は肝経の募穴で、章門は脾系の募穴です。
間違いです。
神門は、心経の原穴で、京門は、腎経の募穴です。
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03
設問の症状から肝腎陰虚が考えられます。
2 . 肝の募穴は、期門穴、腎の募穴は、京門です。
よって患者の病証に対する治療で最も適切な経穴の組合せは、
2 . 期門 ―京門が正解となります。
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