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あん摩マッサージ指圧師の過去問 第27回(2019年) 午後 問49

問題

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後頭部痛を訴える患者で、痛みの領域から大後頭神経が罹患神経と考えた。
それを確認するために押圧する最も適切な経穴はどれか。
   1 .
翳風
   2 .
完骨
   3 .
天柱
   4 .
風池
( あん摩マッサージ指圧師国家試験 第27回(2019年) 午後 問49 )
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この過去問の解説 (3件)

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大後頭神経は、C2から分枝し、

下頭斜筋の尾側から、

下頭斜筋と頭半棘筋の間、

頭半棘筋と僧帽筋を貫き、

後頭動脈の内側を走行し、

後頭部に分布しています。

選択肢1. 翳風

翳風は、手の少陽三焦経の経穴で、

耳垂の後方、乳様突起と下顎枝の間、

陥凹部に取ります。

顎二腹筋、大耳介神経と関連しています。

選択肢2. 完骨

完骨は、足の少陽胆経の経穴で、

乳様突起の後下方、陥凹部に取ります。

胸鎖乳突筋や頭板状筋、

小後頭神経と関連しています。

選択肢3. 天柱

天柱は、足の太陽膀胱経の経穴で、

僧帽筋外縁の陥凹部に取ります。

僧帽筋、頭板状筋、頭半棘筋および

大後頭神経と関連していますので、

これが正解であると考えられます。

選択肢4. 風池

風池は、足の少陽胆経の経穴で、

胸鎖乳突筋と僧帽筋の起始部の間、

陥凹部にとります。

胸鎖乳突筋、僧帽筋、頭板状筋、頭半棘筋

および頸神経後枝と関連しています。

まとめ

選択肢に挙げられている経穴について、

取穴位置などを確認しておきましょう。

付箋メモを残すことが出来ます。
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1.翳風の位置と解剖を以下に示します。

『翳風』は、耳垂後方、乳様突起下端後方の陥凹部に存在します。

解剖

【筋】

顎二腹筋後腹

【神経】

「筋枝」顔面神経(顎二腹筋枝)

「皮枝」大耳介神経

2.完骨の位置と解剖を以下に示します。

『完骨』は、乳様突起の後下方陥凹部に存在します。

解剖

【筋】 

胸鎖乳突筋

頭板状筋

【神経】

「筋枝」副神経・頸神経叢の枝

「筋枝」脊髄神経後枝

「皮枝」小後頭神経

3.天柱の位置と解剖を以下に示します。

『天柱』は、第二頸骨棘突起、僧帽筋外縁の陥凹部に存在します。

解剖

【筋】 

僧帽筋

頭板状筋・頭半棘筋

【神経】

「筋枝」脊髄神経後枝

「皮枝」大後頭神経

皮枝が大後頭神経の枝となるため、正答となります。

4.風池の位置と解剖を以下に示します。

『風池』は、後頭骨の下方、胸鎖乳突筋と僧帽筋の起始部の間にある陥凹部に存在します。

解剖

【筋】 

胸鎖乳突筋・僧帽筋

頭板状筋・頭半棘筋

【神経】

「筋枝」副神経・頭神経叢

「筋枝」脊髄神経後枝

「皮枝」頸神経後枝

0
正解は3です。

後頭部痛とは、大後頭神経、小後頭神経、大耳介神経の分布領域の神経痛のことです。

1 . 翳風の知覚神経は、大耳介神経です。

2 . 完骨の知覚神経は、小後頭神経です。

3 . 天柱の知覚神経は、大後頭神経です。よって正解です。

4 . 風池の知覚神経は、頸神経後枝です。

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