あん摩マッサージ指圧師の過去問
第27回(2019年)
午後 問54
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問題
あん摩マッサージ指圧師国家試験 第27回(2019年) 午後 問54 (訂正依頼・報告はこちら)
高齢者の認知機能の評価法はどれか。
- MMSE
- バーセルインデックス
- ロコモ度テスト
- 改訂PGCモラールスケール
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この過去問の解説 (3件)
01
1 . MMSE(Mini-Mental State Examination)は、高齢者の認知症のスクリーニングテストのことです。よって正解です。
2 . バーセルインデックスは、日常生活動作(ADL)の評価法のことです。
3 . ロコモ度テストは、ロコモティブシンドローム(運動器症候群)の評価法のことです。
4 . 改訂PGCモラールスケールは、高齢者の主観的なQOLの評価法のことです。
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02
1.MMSE
MMSEは認知症が疑われた際に用いられる心理的テストの一つであり、
正答となります。
2.バーセルインデックス
バーセルインデックスは10項目の評価から、日常生活動作(ADL)を測る
評価法です。
3.ロコモ度テスト
ロコモ度テストは下肢筋力、歩幅、身体状態・生活状況の評価するテストで
将来、ロコモティブシンドロームになり得る可能性を測るものです。
ロコモとは運動器障害で、運動器障害からの寝たきりリスクを測る指標
と言えます。
4.改訂 PGC モラールスケール
改訂 PGC モラールスケールは「心理的動揺」・「老いに対する態度」・
「孤独感・不満足感」の3つの因子から判断される、
「幸福な老い」を表す概念と言えます。
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03
認知機能は、加齢などの影響により、
徐々に低下していくといわれています。
MMSE(Mini-mental State Examination)は、
認知機能障害の評価法のひとつであり、
これが正解であると考えられます。
バーセルインデックス(BI:Barthel Index)は、
移乗動作や食事などの日常生活動作を評価するものです。
ロコモ度テストは、
ロコモティブシンドロームになる可能性をはかるために、
下肢筋力や歩幅などを評価するテストです。
改訂PGCモラールスケールは、
高齢者の主観的幸福感の評価を行うものです。
高齢者に関連した評価法には、
選択肢に挙げられた評価法のほか、
高齢者総合的機能評価などがあります。
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