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あん摩マッサージ指圧師の過去問 第27回(2019年) 午後 問59

問題

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コレステロール型胆石症の既往をもつ患者の胆石生成予防に対する食事指導で、最も制限すべきなのはどれか。
   1 .
食事回数
   2 .
塩分
   3 .
高脂質食品
   4 .
アルコール
( あん摩マッサージ指圧師国家試験 第27回(2019年) 午後 問59 )
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この過去問の解説 (3件)

1
正解は3です。

胆汁中のコレステロールやビリルビン、カルシウムが胆嚢内で析出したものを胆石といいます。
コレステロール型胆石症は食生活、肥満、高脂血症などの因子が絡み合って生じます。コレステロール型胆石症の比率は、食生活の欧米化に伴って増加しつつあります。
コレステロール型胆石症の既往をもつ患者の胆石生成予防に対する食事指導は、高脂質食品の多い食事を制限することです。

付箋メモを残すことが出来ます。
0

胆石症は、胆嚢や胆管にできる胆石により生じる

腹痛などの総称です。

胆石はその成分により分類され、

胆汁中のコレステロール量の増加によるコレステロール型のものや、

ビリルビンが主成分である色素型などがあります。

選択肢1. 食事回数

食事回数が胆石生成に関与するとは考えられていませんので、

食事指導としては適切ではないといえます。

胃の手術後などには、

食事回数の調整を行う場合があります。

選択肢2. 塩分

塩分により胆石生成が促進されるとは

考えられていませんので、

食事指導としては適切ではないといえます。

高血圧の予防が必要な際などには、

塩分摂取を制限することがあります。

選択肢3. 高脂質食品

高脂質食品の摂取により、

コレステロール型胆石が生成しやすくなるほか、

胆嚢などの運動を促進し、発作を起こしやすくなります。

食事指導上、最も制限するべきであるといえますので、

これが正解であると考えられます。

選択肢4. アルコール

アルコールは、

直接胆石生成を促進するとは考えられていませんが、

胆汁の濃縮や胆嚢の運動促進などの

原因となるといわれています。

まとめ

適切な食事により、

疾患の治療や悪化を防止できることがあります。

0

コレステロール型胆石症はコレステロールの増加によって胆石ができやすくなっているものです。そのため食事指導が必要となる場合は、コレステロールの増加を抑える必要があると言えます。

選択肢1. 食事回数

食事回数を制限しても同様の摂取量であれば意味がなく、また、食事形態を替えることによって増悪することも考えられます。

選択肢2. 塩分

塩分の制限は、心臓疾患・腎臓病・高血圧症・妊娠高血圧症候群などの際に用いる制限です。

選択肢3. 高脂質食品

コレステロールは脂質であり、高脂質食品の制限は適していると言え、正答となります。

選択肢4. アルコール

アルコールの制限は、アルコール依存症者等をはじめとした方へ向けたものとなります。

また、節度ある適度な飲酒としては、1日平均純アルコールにおいて20g(「ビール中ビン1本」「日本酒1合」)程度であるといえますので、指導の際の目安としましょう。

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