あん摩マッサージ指圧師 過去問
第27回(2019年)
問139 (午後 問64)

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第27回(2019年) 問139(午後 問64) (訂正依頼・報告はこちら)

次の文で示す症例について、問いに答えよ。

「18歳の女性。バスケット選手。主訴は膝痛。膝蓋骨下端に限局した圧痛、自発痛、運動痛がみられる。」

本症例の発症機序で最も適切なのはどれか。
  • 膝伸展機構への過度の牽引の繰り返し
  • ハムストリングスの筋力低下
  • 膝のアライメントの異常
  • 下腿三頭筋の筋力低下

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この過去問の解説 (3件)

01

バスケット選手である18歳の女性の主訴は膝痛で、

膝蓋骨下端に限局した圧痛、自発痛、運動痛が

みられていました。

これらの症状より、膝蓋腱の炎症が疑われます。

選択肢1. 膝伸展機構への過度の牽引の繰り返し

膝蓋腱炎は、膝伸展機構への

過度の牽引の繰り返しにより生じますので、

これが正解であると考えられます。

選択肢2. ハムストリングスの筋力低下

ハムストリングスの筋力低下は、

腰痛や変形性股関節症などの際にみられます。

選択肢3. 膝のアライメントの異常

膝のアライメントの異常は、

変形性膝関節症などの際にみられます。

選択肢4. 下腿三頭筋の筋力低下

下腿三頭筋の筋力低下は、

コンパートメント症候群などの際にみられます。

まとめ

膝伸展機構は、

大腿四頭筋(腱)、膝蓋骨、膝蓋靱帯、

脛骨粗面で構成されています。

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02

正解は1です。

「主訴は膝痛、膝蓋骨下端に限局した圧痛、自発痛、運動痛がみられる」という症状から、ジャンパー膝が考えられます。
ジャンパー膝とは、膝蓋靱帯炎とも呼ばれますが、繰り返し行われるジャンプ動作によって生じる膝関節伸展に関与する筋肉と靱帯の使い過ぎによる障害です。
原因となるスポーツは、バレーボール、バスケットがもっと多く、15〜18歳に起こりやすいです。 膝伸展機構として膝関節と脛骨粗面をつなぐ膝蓋靱帯に繰り返しの過度なストレスが加わることにより生じます。

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03

本症例は、主訴が膝痛であり、膝蓋骨下端の圧痛でかつ、バスケット選手ということでジャンプの多い球技であり、ジャンパー膝の疑いが考えられます。

1.膝伸展機構への過度の牽引の繰り返しの運動は、ジャンプであると考えられ、競技の特性にもあっており正答となります。

2.ハムストリングスの筋力低下は、加齢による変形性膝関節症の際に起りやすい機序です。

3.膝のアライメントの異常は、加齢による変形性膝関節症の際に起りやすい機序です。

4.下腿三頭筋の筋力低下は、アキレス腱の損傷などでおこります。

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