あん摩マッサージ指圧師の過去問
第28回(2020年)
午前 問27
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問題
あん摩マッサージ指圧師国家試験 第28回(2020年) 午前 問27 (訂正依頼・報告はこちら)
血漿蛋白の働きとして誤っているのはどれか。
- 血液凝固
- 細胞への酸素供給
- 膠質浸透圧の維持
- 細胞へのアミノ酸供給
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この過去問の解説 (3件)
01
血漿蛋白質は、肝臓で合成されるアルブミンと、グロブリンに大別され、膠質浸透圧の維持や、pHの維持、輸送タンパク質、凝固と線溶、生体防御機能などの働きがあります。
血漿蛋白の中の、フィブリノーゲンの働きによるものです。
これは、赤血球の働きによるものです。
血漿蛋白の中の、アルブミンの働きによるものです。
血漿蛋白の中の、輸送タンパク質の働きによるものです。
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02
血漿は、血球とともに血液の成分です。
血漿の約9%が蛋白(質)で、
残る91%は水分となっています。
血液凝固に作用しているフィブリノーゲンは、
血漿蛋白のひとつですので、
血液凝固は、血漿蛋白の働きであるといえます。
細胞への酸素供給は、
血球成分である赤血球が担っています。
血漿蛋白の働きとして
誤っているものを選びますので、
これが正解であると考えられます。
膠質浸透圧は、
アルブミンを主とした血漿蛋白により
維持されていますので、
膠質浸透圧の維持は、
血漿蛋白の働きであるといえます。
細胞は、血漿蛋白からアミノ酸を取り込んでいますので、
細胞へのアミノ酸供給は、
血漿蛋白の働きであるといえます。
血漿蛋白(質)には、
アルブミン、グロブリン、フィブリノゲンなどがあります。
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03
2 .細胞への酸素供給は、赤血球が担っているため、正答となります。
3 .膠質浸透圧の維持は、血漿タンパクのアルブミンが関与しています。
4 .細胞へのアミノ酸供給は、アルブミンの関与があります。
血漿タンパクによるその他の働きは以下となります。
・ホルモン・ビタミンの運搬。
・血液の酸塩基平衡。
・γ-グロブリンによる免疫反応。
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