あん摩マッサージ指圧師の過去問
第28回(2020年)
午前 問42

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第28回(2020年) 午前 問42 (訂正依頼・報告はこちら)

異物型巨細胞に変化する細胞はどれか。
  • 組織球
  • 好中球
  • T 細胞
  • B 細胞

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この過去問の解説 (3件)

01

異物巨細胞とは、複数のマクロファージでできた食細胞です。

1 .組織球とは、単球が組織中で分化したもので別名がマクロファージであり、正答となります。

2 .好中球は、炎症の初期に動員され、異物の分解を行います。

3 .T 細胞は、異物を直接攻撃する細胞です。

4 .B 細胞は、形質細胞に転化し、抗体を産生する細胞です。

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02

異物型巨細胞は、

異物を貪食する食細胞(貪食細胞)のひとつです。

選択肢1. 組織球

組織球は、

血管外や組織に存在するマクロファージです。

結合、巨大化し、異物型巨細胞となりますので、

これが正解であると考えられます。

選択肢2. 好中球

好中球は、顆粒球のひとつで、

貪食により細菌などの異物を殺菌します。

選択肢3. T 細胞

T 細胞には、

主に感染した細胞などをみつけ、

排除する働きがあります。

選択肢4. B 細胞

B 細胞には、

抗体を作り出す働きがあります。

まとめ

異物型巨細胞は、

慢性炎症の際に産生されることがあります。

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03

正解は組織球です。

選択肢1. 組織球

正解です。

組織球とは、マクロファージの事です。

このマクロファージが集まり合体して、巨大なマクロファージに変化したものが、異物巨細胞です。

慢性炎症によって産生されます。

選択肢2. 好中球

間違いです。

好中球は、細菌を取り込む貪食能が特に旺盛な顆粒白血球の一つになります。巨細胞には変化しません。

選択肢3. T 細胞

間違いです。

T細胞は、細胞性免疫として、抗体が関与せずT細胞自体が免疫反応に関わるリンパ球です。

ヘルパーT細胞と、ナチュラルキラー細胞に分かれます。

選択肢4. B 細胞

間違いです。

B細胞は、液性免疫として、抗体を作って免疫反応に関わるリンパ球です。

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