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あん摩マッサージ指圧師の過去問 第28回(2020年) 午前 問62

問題

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肘部管症候群を疑う所見はどれか。
   1 .
フローマン徴候陽性
   2 .
ファレンテスト陽性
   3 .
母指球筋の萎縮
   4 .
下垂手
( あん摩マッサージ指圧師国家試験 第28回(2020年) 午前 問62 )
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この過去問の解説 (3件)

2
肘部管症候群とは、肘部管を通る尺骨神経が障害を受けて、小指や薬指にしびれなどが現れる症状です。

1 .フローマン徴候陽性の場合、尺骨神経の異常を疑うことができるため、正答となります。

2 .ファレンテスト陽性の場合、手根管症候群など正中神経の障害を疑うことが出来ます。

3 .母指球筋の萎縮があった場合、正中神経の麻痺などの障害を疑うことが出来ます。

4 .下垂手が現れている場合は、橈骨神経麻痺などの障害を疑うことができます。

付箋メモを残すことが出来ます。
0

肘部管症候群は、肘内側の尺骨神経が牽引や圧迫を受けることにより、小指側の痺れや痛み、感覚障害などを引き起こす疾患です。

選択肢1. フローマン徴候陽性

正解です。フローマン徴候は、両手の親指と人差し指で紙をつまんで引っ張りあったときに、親指の第一関節が曲がれば陽性となります。

これは尺骨神経が麻痺することで、尺骨神経支配である母指内転筋の筋力低下によって起こるものです。

選択肢2. ファレンテスト陽性

誤りです。ファレンテストは手根管症候群の検査です。

選択肢3. 母指球筋の萎縮

誤りです。手根管症候群などで起こる正中神経の障害により、母指球筋の萎縮を発症することがあります。

選択肢4. 下垂手

誤りです。下垂手は橈骨神経の麻痺によって手首を背屈できない状態です。

0

肘部管症候群とは、肘関節内側にある肘部管内における尺骨神経の圧迫や牽引により、手指の痛みや痺れ感、また運動障害などを引き起こす絞扼性の神経障害です。

男性に好発します。

肘部管症候群の診断テストとしては、

・ティネル徴候

・フローマン徴候

・肘屈曲テスト

などがあります。

選択肢1. フローマン徴候陽性

正解です。

フローマン徴候は、肘部管症候群のテストとなります。

選択肢2. ファレンテスト陽性

間違いです。

ファレンテストは、手根管症候群のテストとなります。

選択肢3. 母指球筋の萎縮

間違いです。

母指球筋の委縮は、正中神経麻痺の症状となります。

選択肢4. 下垂手

間違いです。

下垂手は、橈骨神経麻痺の症状となります。

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