あん摩マッサージ指圧師の過去問
第28回(2020年)
午前 問63

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第28回(2020年) 午前 問63 (訂正依頼・報告はこちら)

過活動膀胱で最もみられるのはどれか。
  • 夜間頻尿
  • 蛋白尿
  • 血尿
  • 排尿後の下腹部痛

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この過去問の解説 (3件)

01

過活動膀胱は、排尿トラブルの中で膀胱が勝手に収縮することで、激しい尿意や頻尿を引き起こす疾患です。

1 .夜間頻尿は過活動膀胱で現れやすく、正答となります。

2 .蛋白尿は、糸球体の異常で現れやすくネフローゼ症候群の時に多く見られます。

3 .血尿は、過労などにより腎臓に炎症が起きた場合に現れやすくなり、急性腎炎や急性膀胱炎、尿管結石や、腎臓がんなどの場合に見られます。

4 .排尿後の下腹部痛は、尿管などへ炎症が起きている事が多く、尿路結石、膀胱炎や前立腺炎などの時に見られます。

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02

過活動膀胱では尿意切迫感があり、それほど尿が溜まっていないにもかかわらず頻繁に尿意を催す疾患です。

選択肢1. 夜間頻尿

正解です。夜間頻尿は過活動膀胱で起こります。

選択肢2. 蛋白尿

蛋白尿は腎炎やネフローゼ症候群などで見られ、過活動膀胱では起こりません。

選択肢3. 血尿

血尿は悪性腫瘍や尿路結石などで見られます。過活動膀胱の症状に血尿はありません。

選択肢4. 排尿後の下腹部痛

排尿後の下腹部痛は、膀胱炎や尿道での炎症によるものが多いです。

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03

過活動膀胱とは、夜間頻尿や切迫性尿失禁、また尿意切迫感などの症状を引き起こす機能障害になります。

前立腺の肥大による膀胱の過敏や、加齢による膀胱の収縮などが原因となります。

選択肢1. 夜間頻尿

正解です。

夜間頻尿は、代表的な過活動膀胱の症状となります。

選択肢2. 蛋白尿

間違いです。

蛋白尿は、過活動膀胱の症状ではありません。

選択肢3. 血尿

間違いです。

血尿も過活動膀胱の症状にはありません。

選択肢4. 排尿後の下腹部痛

間違いです。

排尿後の下腹部痛も過活動膀胱の症状にはありません。

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