あん摩マッサージ指圧師の過去問
第28回(2020年)
午後 問10
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問題
あん摩マッサージ指圧師国家試験 第28回(2020年) 午後 問10 (訂正依頼・報告はこちら)
脳卒中の維持期リハビリテーションについて正しいのはどれか。
- 歩行能力の改善は期待できない。
- 医療保険でのリハビリテーションが主体となる。
- 通所リハビリテーションでは機能訓練を行わない。
- 就労年齢では復職に向けたリハビリテーションを行う。
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この過去問の解説 (3件)
01
リハビリテーションは日常生活に戻るためのものであり、歩行能力の改善を目的として行われます。
2 .医療保険でのリハビリテーションが主体となる。
維持期(回復期)のリハビリテーションは通所で行われることが多く、通所などでは介護保険の適用が主体となります。
3 .通所リハビリテーションでは機能訓練を行わない。
通所リハビリテーションでは機能の維持・回復訓練や日常生活動作訓練等、機能訓練を行います。
4 .就労年齢では復職に向けたリハビリテーションを行う。
就労年齢でのリハビリテーションは社会復帰に向けたリハビリテーションがメインとなり、正答となります。
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02
脳卒中のリハビリは急性期・回復期・維持期に分けられます。
維持期リハビリテーションでは生活のしやすさを取り戻すことを目指します。
歩行能力の改善はその代表的なものです。
2019年から維持期リハビリテーションは介護保険に移行されました。
通所リハではあん摩マッサージ指圧師は機能訓練指導員として機能訓練を行います。
就労支援リハビリテーションとして行われます。
脳卒中の維持期リハビリテーションはあん摩マッサージ指圧師が活躍できる分野です。
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03
脳卒中は、対象者の疾患のひとつとして接する場面が多く、
病態の理解はもちろんですが、リハビリについての知識も大切です。
維持期リハビリテーションは、
筋力、体力、歩行能力などの維持・向上を目的としています。
介護認定を受けている方の維持期リハビリテーションは、
介護保険主体で行われます。
医療保険で行われるのは、介護保険適用外の場合などです。
通所リハビリテーションは、
利用者の心身機能の維持回復を図るものであり、
機能訓練も実施されます。
20〜64歳の就労世代に対して実施される
維持期リハビリテーションでは、
就労に向けたリハビリテーションも含まれますので、正解となります。
脳卒中の維持期のリハビリテーションは、退院後、訪問や通所により実施されることが中心です。
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