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あん摩マッサージ指圧師の過去問 第28回(2020年) 午後 問13

問題

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脳性麻痺に生じる拘縮のない内反尖足に対する治療で最も適切なのはどれか。
   1 .
抗てんかん薬投与
   2 .
ボツリヌス療法
   3 .
ハムストリングス腱延長術
   4 .
足関節固定術
( あん摩マッサージ指圧師国家試験 第28回(2020年) 午後 問13 )
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この過去問の解説 (3件)

1
脳性麻痺は、主に運動機能障害と知能障害を有するもので、新生児までに生じる永続的でかつ、異常的な変化をしうる運動・姿勢異常です。

1 .抗てんかん薬投与は、けいれん発作時に適用されます。

2 .ボツリヌス療法は、ボツリヌストキシンを筋へ注射することで、筋の過緊張を軽減する療法です。
下肢の痙縮に伴う内反尖足に適用されているため、正答となります。

3 .ハムストリングス腱延長術は、股関節周囲の筋を解離するために適用されます。

4 .足関節固定術は、先天性内反足である場合に装具を用いることによって、足関節を矯正する場合に適用されます。

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0

「脳性麻痺」は生後4週間までに生じた脳の非進行性病変に基づく運動・姿勢の異常です。

「拘縮のない内反尖足」は筋緊張が続くことによる足部の異常肢位です。

選択肢1. 抗てんかん薬投与

抗てんかん薬は大脳の異常興奮による発作に対する処置です。

選択肢2. ボツリヌス療法

ボツリヌス療法は毒素を注射することによって神経からの信号を止め筋を弛緩させる処置です。

筋緊張の異常に対して行われます。

選択肢3. ハムストリングス腱延長術

ハムストリングス腱延長術も筋緊張の異常に対して行われますが股・膝関節の異常肢位に対する処置です。

選択肢4. 足関節固定術

足関節固定術は拘縮(組織が異常肢位のまま固まってしまい元の肢位まで戻せなくなったもの)に対して行われます。

まとめ

「拘縮」という言葉をしっかり理解しましょう。

0

脳性麻痺は、

生後4週までの間に生じた脳損傷により引き起こされる運動機能障害です。

選択肢1. 抗てんかん薬投与

脳性麻痺に伴っててんかん発作を起こす際に、

抗てんかん薬が投与される場合がありますが、

内反足に対する治療ではありません。

選択肢2. ボツリヌス療法

ボツリヌス療法は、

A型ボツリヌス毒素製剤を筋肉内に注射し、

筋肉の過度の緊張、痙縮を緩和する治療法です。

内反尖足は、下肢痙縮により生じます。

ボツリヌス療法は、

下肢痙縮に対して適切な治療であると考えられるため、

正解となります。

選択肢3. ハムストリングス腱延長術

ハムストリング腱延長術は、

脳性麻痺に伴う股関節脱臼の際に適応となる場合があります。

選択肢4. 足関節固定術

足関節固定術は、

脳性麻痺における内反尖足の治療法のひとつですが、

拘縮があるなど難治性の場合に適応となります。

まとめ

脳性麻痺では、成長発達を促進し、

自立した生活を目指したリハビリも重要となってきます。

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