問題
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第 3 胸椎に付着する臓と表裏関係にある腑の生理作用はどれか。
1 .
胆汁の貯蔵
2 .
清濁の分別
3 .
水穀の受納
4 .
糟粕の伝化
( あん摩マッサージ指圧師国家試験 第28回(2020年) 午後 問24 )
第3胸椎にある臓は「肺」
その表裏関係にある腑は「大腸」です。
胆汁の貯蔵は「胆」の生理作用 その表裏関係にある臓は「肝」です。
清濁の分別は「小腸」の生理作用 その表裏関係にある臓は「心」です。
※「清濁」は栄養物と不要物
水穀の受納は「胃」の生理作用 その表裏関係にある臓は「脾」です。
※「水穀」は飲食物・「受納」は受け入れる
糟粕の伝化は「大腸」の生理作用 その表裏関係にある臓は「肺」です。
※「糟粕」は水穀から栄養物を取り除いた残りカス 「伝化」は送り出す
臓腑は生理作用も病証も深く関わっていくのでセットで覚えましょう。
第3胸椎に付着する臓は、肺です。
肺と表裏関係にある臓は、大腸ですので、
肺の生理作用を選択します。
胆汁の貯蔵をする臓は、胆です。
清濁の分別を行う臓は、小腸です。
小腸は、胃から送られた飲食物を、
体に必要な栄養素である清と
それ以外の濁に分別します。
水穀の受納を行う臓は、胃です。
水穀とは飲食物をさします。
糠粕の伝化を行う臓は、大腸です。
小腸で分別された不要物のうち、
糠粕を糞便として排泄します。
大腸の生理作用を選びますので、
これが正解となります。
解剖学と臓象に関する問題でした。