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あん摩マッサージ指圧師の過去問 第28回(2020年) 午後 問25

問題

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陰虚証の症状はどれか。
   1 .
自汗
   2 .
潮熱
   3 .
下痢
   4 .
顔面蒼白
( あん摩マッサージ指圧師国家試験 第28回(2020年) 午後 問25 )
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この過去問の解説 (3件)

1
1 .自汗はいつも汗が出ており、活動後にひどくなるものをいいます。
自汗は気虚や陽虚で見られます。

2 .潮熱は、毎日一定時刻になると発熱を繰り返すものです。
潮熱は陰虚の内熱によって起こるため、正答となります。

3 .下痢は別名泄瀉と言い、体調によって虚証・実証どちらでも現れます。
特に世分け前の下痢(五更泄瀉)は脾腎陽虚で起こりやすくなっています。

4 .顔面蒼白が現れる状態は、心血虚など血が不足している時に現れやすくなっています。

付箋メモを残すことが出来ます。
0

「陰虚証」は陰の気、血、津液が不足して相対的に陽気が強くなっている状態です。

選択肢1. 自汗

「自汗」は内因・外因に関係なく汗をかいている状態です。

陽実証です。陽気が強すぎて汗があふれ出てしまっているイメージです。

選択肢2. 潮熱

「潮熱」は潮のように一定の間隔で熱が出てくる状態です。

陰虚証です。陰気が不足して熱が漏れ出しているイメージです。

選択肢3. 下痢

「下痢」は現在の下痢とほぼ同じ意味です。

陽虚証です。陽気が弱くなり上にあげる力が弱いため下に漏れ出しているイメージです。

選択肢4. 顔面蒼白

「顔面蒼白」は言葉の通りです。

陽虚証です。陽気が弱くなり上に挙げる力が弱いために顔部まで血を挙げられないイメージです。

まとめ

陰陽と虚実の基本的な分類です。

これに臓腑が絡んできて複雑になるのでこの基本を押さえておきましょう。

0

陰虚証は、陰が不足し体の熱がとれにくくなった状態です。

選択肢1. 自汗

自汗とは、暑さや労作によらず、

体から自然とにじみ出てくる汗のことです。

気虚などの際にみられます。

選択肢2. 潮熱

潮熱とは、潮水が満ちるように身体中にみなぎる熱のことをいいます。

湿熱などにより生じますが、陰虚証により生じますので、

これが正解となります。

選択肢3. 下痢

下痢は、腹瀉や泄瀉とも呼ばれ、

水のような便の回数が増える状態です。

湿熱や寒湿、脾虚、腎虚などにより生じます。

選択肢4. 顔面蒼白

顔面蒼白は、血虚などの際にみられます。

まとめ

八綱弁証について再確認しておきましょう。

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