問題
このページは問題閲覧ページです。正解率や解答履歴を残すには、 「条件を設定して出題する」をご利用ください。
[ 設定等 ]
「陰虚証」は陰の気、血、津液が不足して相対的に陽気が強くなっている状態です。
「自汗」は内因・外因に関係なく汗をかいている状態です。
陽実証です。陽気が強すぎて汗があふれ出てしまっているイメージです。
「潮熱」は潮のように一定の間隔で熱が出てくる状態です。
陰虚証です。陰気が不足して熱が漏れ出しているイメージです。
「下痢」は現在の下痢とほぼ同じ意味です。
陽虚証です。陽気が弱くなり上にあげる力が弱いため下に漏れ出しているイメージです。
「顔面蒼白」は言葉の通りです。
陽虚証です。陽気が弱くなり上に挙げる力が弱いために顔部まで血を挙げられないイメージです。
陰陽と虚実の基本的な分類です。
これに臓腑が絡んできて複雑になるのでこの基本を押さえておきましょう。
陰虚証は、陰が不足し体の熱がとれにくくなった状態です。
自汗とは、暑さや労作によらず、
体から自然とにじみ出てくる汗のことです。
気虚などの際にみられます。
潮熱とは、潮水が満ちるように身体中にみなぎる熱のことをいいます。
湿熱などにより生じますが、陰虚証により生じますので、
これが正解となります。
下痢は、腹瀉や泄瀉とも呼ばれ、
水のような便の回数が増える状態です。
湿熱や寒湿、脾虚、腎虚などにより生じます。
顔面蒼白は、血虚などの際にみられます。
八綱弁証について再確認しておきましょう。