あん摩マッサージ指圧師の過去問
第28回(2020年)
午後 問28
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問題
あん摩マッサージ指圧師国家試験 第28回(2020年) 午後 問28 (訂正依頼・報告はこちら)
足の陽明経の流注で正しいのはどれか。
- 内眼角に起こる。
- 胸部では前正中線の外方 4 寸を下る。
- 腹部では前正中線の外方 6 寸を下る。
- 腓骨の前縁に沿って下る。
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この過去問の解説 (3件)
01
内眼角に起こるのは、【足の太陽膀胱経】です。
【足の陽明胃経】は尾翼外方に起こります。
2 .胸部では前正中線の外方 4 寸を下る。
胸部では前正中線の外方 4 寸を下るのは【足の陽明胃経】であり、正答となります。
3 .腹部では前正中線の外方 6 寸を下る。
【足の陽明胃経】は腹部では前正中線の外方 4 寸を下ります。
また、流注において腹部で外方6寸を上る経脈は【足の太陰脾経】となります。
4 .腓骨の前縁に沿って下る。
腓骨の前縁に沿って下るのは【足の少陽胆経】です。
【足の陽明胃経】は下腿前面を下ります。
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02
足陽明胃経の位置の問題です。
始まりは黒目の真下の「承泣」から起こります。
胸部では中心線から外4寸 乳頭ラインを通ります。
腹部では中心線から外2寸を通ります。
下腿部では脛骨内側縁を通ります。
経脈ごとに経穴を押しながら順番に覚えると記憶しやすいです。
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03
足の陽明経は、目の下にある承泣から、
胸腹部を経て足の第2趾外側の厲兌に至ります。
内眼角(睛明)に起こるのは、足の太陽経です。
足の陽明経は、鼻根に起こります。
鎖骨下際、前正中線の外4寸に、
足の陽明経に属している気戸があります。
足の陽明経は、眼窩下縁に起こり、
前正中線の外4寸を下っていくものと考えられますので、
正解となります。
前正中線の外6寸に、
足の太陰経に属している胸郷があります。
前正中線の外6寸を通る流注は、
足の第1趾に起こり、
前正中線の外6寸を上る
足の太陰経であると考えられます。
腓骨頭前下際に陽陵泉があり、
外果から陽陵泉に向かい上7寸に外丘があるなど、
腓骨の前縁に沿って下るのは、
足の少陽経であると考えられます。
膝蓋骨外下方に犢鼻があり、
その下3寸に足三里があるなど、
下腿の前面を下っているのは、
足の陽明経であると考えられます。
経絡の流注については、経穴とともに覚えていくことと思いますが、
解剖学の知識を踏まえて位置関係もおさえておくとよいでしょう。
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