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あん摩マッサージ指圧師の過去問 第28回(2020年) 午後 問63

問題

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次の文で示す症例について、以下の問いに答えよ。
「 65 歳の男性。主訴は肥満。過食によって徐々に体重が増加し、リンゴ型の肥満症と診断された。肥満以外の症状はない。身長 170 cm、体重 85 kg。」
本症例の肥満に対する日常の指導として最も適切なのはどれか。
   1 .
座浴で発汗を促す入浴
   2 .
糖質を制限した食事
   3 .
食事回数を減らす
   4 .
階段昇降による運動
( あん摩マッサージ指圧師国家試験 第28回(2020年) 午後 問63 )
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この過去問の解説 (3件)

0
1 .座浴で発汗を促す入浴
入浴で発汗を促すという方法は心肺機能に負担をかけているため、日常の指示としては適しているとは言えません。

2 .糖質を制限した食事
過食によって体重が増加しているため、糖質を制限することが指示として適していると言え、正答となります。

3 .食事回数を減らす
食事回数を減らすことは、ダイエットとして逆効果となる事が多く、推奨されていません。

4 .階段昇降による運動
階段昇降は運動としては効果的ですが、膝への負担も大きく、日常の指示としては適しているとは言えません。

付箋メモを残すことが出来ます。
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肥満対策は減量を目指して、

食事療法、運動療法、行動療法などを組み合わせて行われます。

選択肢1. 座浴で発汗を促す入浴

座浴は、発汗を促す目的で実施されることもありますが、

肥満対策として優先的に選択されるものではないと考えられます。

選択肢2. 糖質を制限した食事

症例の男性は、

過食による体重増加が認められていますので、

食事療法として、糖質を制限した食事指導は適切であり、

これが正解であると考えられます。

選択肢3. 食事回数を減らす

1日3回の食事を、決まった時間に摂るようにすると、

血糖値の急上昇を抑え、脂肪を溜めにくくなるといわれていますので、

食事回数を減らすことは適切ではないと考えられます。

選択肢4. 階段昇降による運動

肥満の運動療法については、

糖や遊離脂肪酸の燃焼などを目指す有酸素運動と、

筋肉を増やし基礎代謝を維持するレジスタンス運動が

適しているといわれています。

階段昇降による運動は、有酸素運動として、

肥満に対する運動療法で考慮されうるものです。

しかし症例の男性の場合、

「過食による」体重増加とのことですので、

この場合は最適なものではないと考えられます。

まとめ

肥満に対する指導では、合併症の有無にも留意する必要があります。

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肥満型には、リンゴ型洋ナシ型があり、

リンゴ型肥満は、内臓脂肪型で、上半身に多く脂肪がつくタイプで、洋ナシ型肥満は、臀部から下半身に多く脂肪がつくタイプです。

リンゴ型肥満洋ナシ型肥満と比べ、内臓脂肪が多く蓄積する為に、腎機能が低下し、血圧が高くなる傾向があり、慢性腎臓病や生活習慣病を発症するリスクが高くなります。

選択肢1. 座浴で発汗を促す入浴

発汗は、効果的とは言えません。

選択肢2. 糖質を制限した食事

リンゴ型肥満は、内臓脂肪が蓄積し、慢性腎臓病や、動脈硬化、高脂肪血症などの生活習慣病の原因となるため、糖質の制限は効果的と言えます。

選択肢3. 食事回数を減らす

食事回数を減らすのは、飢餓状態なり、リバウンドが起こりやすくなるため、体重の減量法としては、推奨されていません。

選択肢4. 階段昇降による運動

ウォーキングや水泳などの有酸素運動は推奨されますが、階段昇降は、膝の負担が大きくなるため避けた方が良いでしょう。

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