あん摩マッサージ指圧師の過去問
第29回(2021年)
午前 問7
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問題
あん摩マッサージ指圧師国家試験 第29回(2021年) 午前 問7 (訂正依頼・報告はこちら)
「健康づくりのための身体活動基準2013」について正しいのはどれか。
- 運動習慣のある者は30歳代に最も多い。
- 1日あたりの歩数は減少している。
- 18~64歳は毎日30分歩くことが推奨されている。
- 65歳以上は座ったままの運動が推奨されている。
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は2です。
平成18年、ライフステージにあった運動基準と運動指針として「健康づくりのための身体基準活動2006」が策定されました。
その後、平成25年から、生活習慣の改善や、その重要性について国民の理解を深めるために“健康日本21(第二次)”が開始されたため、基準や指針を見直し、新たに改定されたものが「健康づくりのための身体活動基準2013」です。
1、運動習慣のある者は
30歳代に最も多い国民健康・栄養調査から、運動習慣が最も多い年代は60歳代です。
2、1日あたりの歩数は減少している
15歳以上の1日の歩数を約10年間調査した結果によると、男女とも平均値は1000歩以上減少しています。
3、18~64歳は毎日
30分歩くことが推奨されている18~64歳は毎日60分歩くことが推奨されています。
4、65歳以上は
座ったままの運動が推奨されている65歳以上は、横になったままや座ったままの状態にならないよう、家事や歩行など、運動の内容は問わず毎日40分活動することを推奨しています。
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02
2006年7月、厚生労働省が生活習慣病予防のために「健康づくりのための運動指針2006」を策定し、2013年に改訂されたのが「健康づくりのための身体活動基準2013」となります。
令和元年(2019)の「国民健康・栄養調査」によると、運動習慣のある人は男女とも70歳以上が最も多くなっています。
正解です。令和元年(2019)の「国民健康・栄養調査」によると、歩数は男性が6,793歩、女性が5,832歩となっており、10年間の統計では特に女性が減少傾向となっています。
「健康づくりのための身体活動・運動ガイド 2023」によると、成人の身体活動は1日60分以上(8,000歩以上)を推奨しています。
65歳以上の高齢者に限らず、座りっぱなしの時間が長くなりすぎないように注意することが推奨されています。
「健康づくりのための身体活動基準2013」が10年ぶりの改訂で、「健康づくりのための身体活動・運動ガイド 2023」が策定されたのを踏まえ、本文では現時点で最新の情報となるように解説致しました。
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03
「健康づくりのための身体活動基準2013」とは、ライフステージに応じた健康づくりのため、生活活動の改善や運動の推進をするため、「健康づくりのための運動基準 2006」を改定し、策定したものです。
1 .運動習慣のある者は30歳代に最も多い。
令和元年の国民健康・栄養調査結果において、運動習慣のある者の割合は男女とも60歳代で最も高くなっています。
2 .1日あたりの歩数は減少している。
歩数を10年間でみた場合、男性で有為な変化がなく女性は減少しているため、正答となります。
3 .18~64歳は毎日30分歩くことが推奨されている。
全年齢層における運動習慣の推奨は、「30 分以上の運動を週 2 日以上行う」となっています。
4 .65歳以上は座ったままの運動が推奨されている。
65 歳以上の運動推奨基準は、強度を問わず、身体活動を10 メッツ・時/週行うとなります。
普通の速さで1時間歩いた場合が3メッツですので、週2~3回のウォーキングなどを推奨しています。
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