本問の選択肢では「名簿の訂正申請」だけが義務であり、その他は任意的事項となります。
正しいです。名簿の登録事項に変更が生じたときは、30日以内に厚生労働大臣に名簿の訂正を申請しなければなりません。
免許証の記載事項に変更が生じたときは、厚生労働大臣に、免許証の書き換え交付を申請することができます。
免許証を破り、汚し、失ったときは、免許証の再交付を申請することができます。
厚生労働大臣は、免許を取り消された者であっても、取消しの理由となった事項に該当しなくなったとき、その他その後の事情により再び免許を与えることが適当であると認められるに至ったときは、再免許を与えることができます。
正解は1です。
あん摩マッサージ指圧師免許証の記載事項に変更が生じた場合、申請できるものは名簿の訂正申請と、免許証の書き換え交付申請の二つです。
名簿の訂正申請は義務であり、免許証の書き換え交付申請は任意で行われます。
1、名簿の訂正申請
記載事項に変更がある場合は、それが生じた日から30日以内に名簿の訂正申請をする必要があります。
名簿の訂正は義務であり優先するべきものであるため、最初に行うべきこととして、これが正解です。
2、免許証の書き換え交付申請
記載事項に変更がある場合でも免許証の書き換え申請は義務ではありませんので、最初に行うべきこととしては間違いです。
3、免許証の再交付申請
免許証を紛失したり、汚れや破損などの際に申請するものです。手数料が3300円発生し、紛失したものが見つかった場合は5日以内に返還する必要があります。
4、再免許の申請
再免許は、一度免許を剥奪された者であっても、厚生労働大臣によって再び免許を与えるに足りると判断された場合に与えられるものであり、申請するものではありません。
免許証の記載事項は、婚姻等によって本籍地（都道府県）や、氏名等に変更が生じたときは、30日以内に名簿を訂正する必要があります。これは訂正義務です。
また同時に、免許証（免許証明書）の書換え交付を申請をすることができます。ただし、これは任意となります。
1 .名簿の訂正申請は、訂正する必要があたるため、正答となります。
2 .免許証の書換え交付申請は、任意のものです。
3 .免許証の再交付申請は、免許の紛失時等に行うものです。
4 .再免許の申請、免許を再び申請し直す必要はありません。
