あん摩マッサージ指圧師の過去問
第29回(2021年)
午前 問32
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問題
あん摩マッサージ指圧師国家試験 第29回(2021年) 午前 問32 (訂正依頼・報告はこちら)
先端巨大症の原因となるホルモンはどれか。
- 成長ホルモン
- 副腎皮質ホルモン
- 卵胞刺激ホルモン
- 甲状腺刺激ホルモン
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は1です。
1、成長ホルモン
成長ホルモンは、動物の成長に関わるホルモンです。
成長の過程である骨端線閉鎖後に何らかの原因で成長ホルモンが分泌されることにより、先端巨大症を引き起こします。
2、副腎皮質ホルモン
副腎皮質から分泌されるステロイドホルモンであり、アルドステロン・コルチゾール・テストステロンがこれにあたります。
3、卵胞刺激ホルモン
卵巣・精巣に対して放出されるステロイドホルモンであり、生殖腺のエストロゲン・プロジェステロン・テストステロンの分泌を調節します。
4、甲状腺刺激ホルモン
甲状腺ホルモンを調節するホルモンです。
甲状腺は脈拍やエネルギー代謝など自律神経の働きを維持する役割を持っており、それらを正常に維持するために甲状腺ホルモンであるT3・T4の分泌を調節します。
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02
先端巨大症は骨・結合組織・内臓の過剰発育をきたす疾患であり、【 1 .成長ホルモンの異常分泌】によって起こります。
**―――――
2 .副腎皮質ホルモンの異常は、クッシング症候群や原発性アルドステロン症等の原因となります。
3 .卵胞刺激ホルモンの異常は、月経周期の異常や、二次性徴が早く訪れるなどの異常が起きます。
4 .甲状腺刺激ホルモンの異常は、バセドウ病の原因となります。
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03
先端巨大症は、
下垂体前葉からの成長ホルモンの過剰分泌によって、手足や顎などの先端部の骨や、
結合組織が過剰発育し、
高血圧や、心不全、糖尿病など様々な合併症を引き起こす疾患です。
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