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あん摩マッサージ指圧師の過去問 第29回(2021年) 午前 問69

問題

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脊髄損傷で自律神経障害により生じる合併症はどれか。
   1 .
痙縮
   2 .
褥瘡
   3 .
異所性骨化
   4 .
起立性低血圧
( あん摩マッサージ指圧師国家試験 第29回(2021年) 午前 問69 )
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この過去問の解説 (3件)

1

脊髄損傷では、脊髄が損傷されるため、

運動麻痺や感覚障害、

自律神経障害などを生じます。

選択肢1. 痙縮

痙縮は、運動神経の経路が障害されるために生じます。

選択肢2. 褥瘡

褥瘡は、感覚神経が障害されるために生じます。

選択肢3. 異所性骨化

異所性骨化は、筋肉の中など、

本来骨が存在しない部分に骨が生じることです。

選択肢4. 起立性低血圧

起立性低血圧は、

自律神経の機能低下のため、

起立時に全身の血圧循環コントロールができずに

生じますので、

これが正解であると考えられます。

まとめ

自律神経は、交感神経と副交感神経からなり、

内臓の動きなどをコントロールしています。

付箋メモを残すことが出来ます。
0

1.痙縮は、筋力の不均衡によって拘縮が生まれた際に現われる症状です。

2.褥瘡は、体位変換が困難な状態に陥った際に発生する症状です。

3.異所性骨化は、関節周囲の麻痺筋が骨化する事により起こる症状です。

4.起立性低血圧は、自律神経の異常が起き、起立時に血圧が降下する症状であり、正答となります。

0

1、痙縮・・・×
痙縮は脳卒中片麻痺などに現れる症状です。

筋肉が常に収縮した状態で、改善しないままこの状態が続くと、関節も固まってしまう「拘縮」と呼ばれる状態へと悪化してしまいます。


2、褥瘡・・・×
何らかの原因で体位を変えられない寝たきりの状態が続くと発症する皮膚病変です。

皮膚が加圧され、血液が十分に行き渡らなくなることで皮膚細胞が損傷を受け、壊死してしまうことで重症化していきます。骨盤周りや肘、膝など、加重により圧迫されやすい箇所に多く起こります。

脊髄損傷患者でも寝たきりになることで誘発されますが、自律神経とは関係ありません。


3、異所性骨化・・・×
骨の組織が存在しない箇所に骨形成が起きる現象です。

筋、関節、靭帯などに発症し、炎症や可動域制限などの障害が起こります。


4、起立性低血圧・・・○
血圧の低下を感知する働きのある交感神経が、脊髄損傷によりその機能を十分に働かせなくなり発症します。

その他、下半身の運動機能麻痺などにより筋ポンプ作用が低下することにより、この症状が現れることもあります。

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