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あん摩マッサージ指圧師の過去問 第29回(2021年) 午後 問48

問題

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次の文で示す患者の病証に対する治療方針として最も適切なのはどれか。

「58歳の男性。主訴はのぼせ。ここ半年間、残業が続き倦怠感とともに、のぼせを自覚するようになった。手掌、足底に熱感がある。舌は紅、少苔、脈は細数を認める。」
   1 .
肺気を補う。
   2 .
腎陰を養う。
   3 .
痰湿を除く。
   4 .
肝火を鎮める。
( あん摩マッサージ指圧師国家試験 第29回(2021年) 午後 問48 )
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この過去問の解説 (2件)

1

正解は「腎陰を養う。」です。

選択肢1. 肺気を補う。

×

肺気を補う必要があるのは、

肺の働きが低下している場合で、

虚脈、舌色が淡く舌苔がみられるなどの病証が現れます。

選択肢2. 腎陰を養う。

のぼせ、手掌と足底の熱感、

舌が紅、少苔、

脈は細脈であることから、

58歳である事例の患者の状態は、

腎陰虚であることが考えられます。

選択肢3. 痰湿を除く。

×

痰湿とは、体内の水の巡りが滞り、

体に有害な物質へと変化したものをいいます。

舌には厚くベトベトした舌苔がつき、

手足のむくみや倦怠感を伴うこともあります。

選択肢4. 肝火を鎮める。

×

肝火は、ストレスや感情の起伏などにより、

肝気の流れが滞り、熱を帯びているものです。

のぼせやほてりを生じ、

舌は紅で黄色の舌苔がつき、

脈は弦脈となります。

付箋メモを残すことが出来ます。
0

正解は2です。

主訴ののぼせは"陰虚"の症状です。手掌、足底の熱感、舌の紅さから"五心煩熱"
であることもわかります。腎陰虚の症状でも出てきます。
選択肢の中では"陰を補う"2が正解となります。

各選択肢については、以下のとおりです。

1→咳嗽、少気、自汗、息切れなど

2→〇

3→むくみ、下痢、痰の絡む咳など

4→易怒、頭痛、目の充血、不眠、耳鳴りなど

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