あん摩マッサージ指圧師の過去問
第29回(2021年)
午後 問57

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第29回(2021年) 午後 問57 (訂正依頼・報告はこちら)

目の疲れを訴える患者に経脈の流注を考慮して施術する場合、最も適切なのはどれか。
  • 手の太陰経
  • 手の厥陰経
  • 足の太陰経
  • 足の太陽経

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この過去問の解説 (3件)

01

眼の周囲を走行する経絡としては、

足の太陽膀胱経(晴明)
足の陽明胃経(承泣)
足の少陽胆経(瞳子髎)

があげられます。

 

眼精疲労に対する経穴として考えると、いくつもの経穴が当てはまるため、
この場合、流注を考慮するということなので、
単純に、経絡の走行が目の周囲を通るものと考えればよいでしょう。

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02

正解は4です。

眼の付近に流注する経絡は胃経、膀胱経、三焦経、胆経などですが
選択肢の中でこの4つのどれかに流注するのは足太陽膀胱経で4です。

各選択肢については、以下のとおりです。

1→胸部から手部へ

2→胸部から手部へ

3→足部から胸腹部へ

4→顔面部・頭部から足部へ

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03

正解は「足の太陽経」です。

選択肢1. 手の太陰経

×

手の太陰経は、

主に呼吸器や上肢の知覚や運動障害に用いられます。

選択肢2. 手の厥陰経

×

手の厥陰経は、

主に心臓・循環器系、精神意識の障害(神経症)、

上肢前面特に正中神経とその支配する筋肉の知覚・運動障害の

治療に用いられます。

選択肢3. 足の太陰経

×

足の太陰経は、

おもに下肢内側の知覚・運動障害及び、

消化器系、栄養吸収不良や

慢性疲労の改善、婦人科の疾患の治療に用いられます。

選択肢4. 足の太陽経

足の太陽系は、

おもに目、後頭部、背筋、腰の疾患、

坐骨神経の知覚・運動障害

及び泌尿・生殖器系の疾患の治療に用いられます。

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