あん摩マッサージ指圧師の過去問 第30回(2022年) 午前 問7
この過去問の解説 (3件)
プラスチック製品は熱に弱いです。
高温高圧の水蒸気で滅菌する方法です。100℃以上の高温に耐えられるものに使用します。
酸化エチレンガスなどで滅菌する方法です。比較的低温で作用するので熱に弱いものに使用できます。
フィルターを通して微生物等を取り除く方法です。気体・液体などに使用されます。
乾燥した熱い空気で滅菌する方法です。100℃以上の高温に耐えられるものに使用します。
プラスチックの医療滅菌方法としては、放射線滅菌の電子線滅菌、γ線滅菌、それにエチレンオキサイドガス滅菌があります。
高圧蒸気滅菌とは主にオートクレーブによる滅菌方法ですが、プラスチックが高温に耐えられない為、NGとなります。
プラスチックの滅菌は、こちらが推奨されます。
濾過滅菌とは、溶液や血清などの滅菌時に行われます。細菌よりも細かい濾過器を使用します。
乾熱滅菌は、ガラス製品や金属、繊維製品など乾燥高温に耐えうる素材を対象に行われます。
正解はガス滅菌です。
×
高圧蒸気滅菌は、
飽和水蒸気中で加熱・加圧することにより滅菌する方法です。
高温と加圧に耐えられる金属類や布類の滅菌に適しており、
熱や圧力の影響を受けやすいプラスチック製品の滅菌には
不適切であると考えられます。
○
ガス滅菌は、
酸化エチレンガスなどを用いて滅菌する方法です。
高温にしなくても滅菌できるため、
プラスチック製品の滅菌に適しています。
×
ろ過滅菌は、フィルターなどを用いて
ろ過することにより滅菌する方法です。
液体の滅菌に適しており、
熱を加えずに滅菌することができます。
プラスチック製品の滅菌には
不適切であると考えられます。
×
乾熱滅菌は、高温で加熱することにより滅菌する方法です。
熱の影響を受けにくい金属類などの滅菌に適しています。
熱の影響を受けやすい、
プラスチック製品の滅菌には不適切であると考えられます。
解説が空白の場合は、広告ブロック機能を無効にしてください。
また、広告右上の×ボタンを押すと広告の設定が変更できます。