あん摩マッサージ指圧師の過去問
第30回(2022年)
午前 問24
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問題
あん摩マッサージ指圧師国家試験 第30回(2022年) 午前 問24 (訂正依頼・報告はこちら)
胸腔内圧を低下させるのはどれか。
- 内肋間筋が収縮する。
- 肋骨が下がる。
- 横隔膜が弛緩する。
- 胸郭が広がる。
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この過去問の解説 (4件)
01
胸腔とは肋骨(胸壁)、胸椎、胸骨、横隔膜に囲まれた部分を指します。
呼気時、吸気時にどのような働きをするか頭に思い浮かべながら回答しましょう。
内肋間筋が収縮すると肋骨は下がります。
それにより胸郭が狭くなるため内圧は上がります。
肋骨が下がると胸郭が狭くなるため内圧は上がります。
横隔膜が弛緩状態になると上に引きあがります。
よって肺が小さくなり内圧は上がります。
正解です。
胸郭が広がると肋骨が広がり、横隔膜が緊張します。
よって内圧は低下します。
胸腔内圧
呼気(息を吐く)=横隔膜の弛緩(横隔膜が上がる)、陰圧(胸腔内圧低下)、肺が小さくなる、肋骨が下がる
吸気(息を吸う)=横隔膜の緊張(横隔膜が下がる)、陽圧(胸腔内圧上昇)、肺が大きくなる、肋骨が広がる
イラストなどで整理しておくと覚えやすいです。
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02
胸腔内圧の問題は、イメージをシッカリ作って理解しましょう。
胸腔内部の陰圧状態とは、ペットボトルを吸って凹まして、キャップを閉めた状態をイメージすると良いでしょう。
そして、吸気時に緩んで凹んでいた横隔膜が収縮し、ピーンと張った状態となって、肺が膨らめば、肺の外側の胸腔は、狭くなるので、胸腔内圧は下がるという事です。
内肋間筋が収縮すると肋骨は下がり、肺が縮まる為、その外の胸腔は逆に広がり、胸腔内圧は上がります。
肋骨が下がるとは、肺が縮まる為、その外の胸腔は広がり、胸腔内圧は上がります。
横隔膜が弛緩すれば、肺は縮まる為、その外の胸腔は広がり、胸腔内圧は上がります。
胸郭が広がれば、肺が膨らむ為、その外の胸腔は狭くなり、胸腔内圧は下がります。
よって、これが正解です。
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03
正解は 胸郭が広がる。です。
胸腔内圧は陰圧に保たれています。
吸息時には胸腔容積が増大して胸腔内圧はさらに陰圧となり、肺は拡張します。
呼息時には胸腔容積が減少して胸腔内圧の陰圧度が減少し、肺は縮みます。
横隔膜の弛緩・肋間筋の収縮で肋骨は下がり、胸郭は狭くなり、胸腔内圧は高まります。
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04
正解は胸郭が広がる。です。
×
内肋間筋が収縮すると、
肋骨を引き下げ、胸郭が狭くなり、
胸腔内圧を高めます。
×
肋骨が下がることで、胸郭が狭くなり、
胸腔内圧が高まります。
×
横隔膜が弛緩すると、
胸郭が狭くなり、胸腔内圧が高まります。
○
胸郭が広がると、胸腔内圧が低下し、
肺の中にいきます。
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