あん摩マッサージ指圧師の過去問 第30回(2022年) 午前 問51
この過去問の解説 (2件)
正解は 脳血管性認知症です。
☆それぞれの認知症の特徴を紹介します。
・前頭側頭型認知症
女性に多く見られ、人格障害が知的障害よりも先行し社会性の欠如が見られることが特徴です。
脳血管型認知症は、通常高血圧症や動脈硬化を助長する疾患(高血圧・糖尿病・高脂血症など)の既往がある方に発症します。
他の認知症と比べて大きな違いは、知的機能障害が全般的でなく、きちんとしたところもあり、はっきりした記憶の断片を述べたりする”まだら認知症”がみられます。
他にも症状全体が階段的様増悪や動揺することが特徴として挙げられます。
・アルツハイマー型認知症
症状の進行が緩徐進行型で、徐々に進行する物忘れ、失見当識、意欲減退と共に頭頂〜側頭葉症状が見られます。中期に見られるゲルストマン症候群も抑えておくと良いでしょう。
・レビー小体型認知症
男性に多く見られ、幻視を見たりパーキンソン症状などが見られます。他の認知症と比べて進行が早いことも特徴です。
正解は脳血管性認知症です。
間違いです。
前頭側頭型認知症とは、前頭葉や側頭葉前方の委縮がみられる神経変性性の認知症になります。
そのため、社会性が欠如したり、抑制がきかない、繰り返しの行動、オウム返しなどの症状が出現します。
ピック病とも呼ばれています。
正解です。
まだら認知症とは、脳血管性認知症の一つで、脳血管障害により、症状が段階的に進行していく認知症です。
脳血管障害の部分により、症状に違いがある認知症となります。
間違いです。
アルツハイマー型認知症とは、アミロイドβにより脳が委縮する認知症となります。
認知症の中でも半分を占めるほど好発する型で、女性に多く発症します。
間違いです。
レビー小体型認知症は、男性に好発し、パーキンソン症状が特徴的で、アルツハイマー型認知症や脳血管性認知症に加えて、三大認知症とも呼ばれている認知症となります。
解説が空白の場合は、広告ブロック機能を無効にしてください。
また、広告右上の×ボタンを押すと広告の設定が変更できます。