あん摩マッサージ指圧師の過去問
第30回(2022年)
午前 問50
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問題
あん摩マッサージ指圧師国家試験 第30回(2022年) 午前 問50 (訂正依頼・報告はこちら)
ギラン・バレー症候群で正しいのはどれか。
- 筋疾患である。
- 主たる症状は感覚障害である。
- 深部腱反射は亢進する。
- 末梢神経伝導速度が低下する。
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この過去問の解説 (3件)
01
ギランバレー症候群は急性あるいは亜急性に進行する運動優位の末梢神経障害です。
ギランバレー症候群は末梢神経性疾患です。
ギランバレー症候群は末梢神経性疾患です。
末梢神経障害であるため、深部腱反射は低下または消失します。
末梢神経伝導検査では運動神経優位の神経伝導速度の低下がみられます。なので、これが正解であると考えられます。
他に末梢神経麻痺には、圧迫性および絞扼性ニューロパチーとして橈骨神経麻痺、尺骨神経麻痺、総腓骨神経麻痺、脛骨神経麻痺など、末梢性顔面神経麻痺、ラムゼイハント症候群などがあります。
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02
急激に筋力が低下した=ギラン・バレー症候群の可能性を疑いましょう。
自己免疫性の末梢神経障害です。
四肢の脱力が主たる症状です。
「深部腱反射」は低下すると末梢神経の異常、亢進すると中枢神経の異常を疑います。
ギラン・バレー症候群の診断では神経伝導検査が行われ、速度の低下が診られます。
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03
正解は「末梢神経伝導速度が低下する。」です。
×
ギランバレー症候群は、
感染症をきっかけに末梢神経が障害される疾患です。
×
ギランバレー症候群の主たる症状は、
末梢神経の障害から、脱力感や感覚麻痺、痺れなどです。
×
ギランバレー症候群では、
深部腱反射は、減弱または消失することが多いです。
○
ギランバレー症候群は、
自己免疫反応によって引き起こされると考えられており、
生じた抗体が神経終末や神経根に接合するため、
末梢神経伝導速度は低下します。
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