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あん摩マッサージ指圧師の過去問 第30回(2022年) 午前 問59

問題

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感染症について正しいのはどれか。
   1 .
真菌は日和見感染の原因となる。
   2 .
マイコプラズマ肺炎の罹患は高齢者に多い。
   3 .
梅毒の潜伏期間は2~3日である。
   4 .
突発性発疹では口腔粘膜にコプリック斑がみられる。
( あん摩マッサージ指圧師国家試験 第30回(2022年) 午前 問59 )
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この過去問の解説 (2件)

1

真菌は日和見感染の原因となる。が正解です。

選択肢1. 真菌は日和見感染の原因となる。

真菌感染症は・日和見真菌感染症と・原発性真菌感染症に分類されます。

また全身と局所に分類することもでき、代表的な疾患として局所ではカンジダ膣炎が見られ、全身ではカンジダ症・アスペルギルス症などが挙げられます。

日和見感染は普段なら絶対にかからない病に罹ってしまう、易感染状態のことを言います。

その原因として、AIDSや高窒素血症・糖尿病・リンパ腫・白血病・その他の造血器悪性腫瘍などが挙げられます。

日和見感染は免疫力が低下するさまざまな疾患で見られることがあるため、押さえておくといいでしょう。

選択肢2. マイコプラズマ肺炎の罹患は高齢者に多い。

・マイコプラズマ肺炎は若年成人に多く見られ、高齢者では肺炎球菌の次にインフルエンザ菌が多く見られます。

選択肢3. 梅毒の潜伏期間は2~3日である。

・梅毒の潜伏期間は非常に長く、適切な治療をしない場合は感染から10年後も症状が出ることがあります。

選択肢4. 突発性発疹では口腔粘膜にコプリック斑がみられる。

・口腔粘膜にコプリック斑が見られるのは麻疹で、突発性発疹は解熱後に全身に薄いピンク色の発疹ができるのが特徴です。

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正解は「真菌は日和見感染の原因となる。」です。

選択肢1. 真菌は日和見感染の原因となる。

正解です。

日和見感染とは、普段は感染する事のない病原性の弱いウイルスや細菌、真菌などに、免疫力が低下した時にのみ感染する感染症です。

真菌感染症では、カンジダ症、アスペルギルス症、クリプトコッカス症などがあります。

選択肢2. マイコプラズマ肺炎の罹患は高齢者に多い。

間違いです。

マイコプラズマ肺炎は、小児や若年成人に好発する肺炎マイコプラズマ菌による細菌感染症です。

選択肢3. 梅毒の潜伏期間は2~3日である。

間違いです。

梅毒の潜伏期間は、3週間程度となります。

初期症状は、感染部位に硬結やびらん、潰瘍などが一過性に出現し、その後自然消失しますが、この時期の性接触は、感染する可能性があります。

数か月後には全身に病原体が行き渡り、四肢末端から全身に赤みを帯びた「バラ疹」と呼ばれる湿疹が出現します。この湿疹も、消失と再発を繰り返します。

数年後には、筋肉や軟部組織に「ゴム腫」と呼ばれる腫瘍が出現したり、臓器障害なども生じますが、現在では、梅毒は早期に発見されることがほとんどです。

選択肢4. 突発性発疹では口腔粘膜にコプリック斑がみられる。

間違いです。

コプリック斑が出現するのは、麻疹になります。

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