あん摩マッサージ指圧師の過去問
第30回(2022年)
午前 問66

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第30回(2022年) 午前 問66 (訂正依頼・報告はこちら)

FIMの運動項目のうちセルフケアに該当するのはどれか。
  • 歩行
  • 食事
  • 理解
  • 社会的交流

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この過去問の解説 (3件)

01

FIMは運動13項目と認知5項目からなる、日常生活動作の評価に用いられるものです。

選択肢1. 歩行

移動に該当します。

選択肢2. 食事

セルフケアに該当しますので、これが正解であると考えられます。

選択肢3. 理解

コミュニケーションに該当します。 

選択肢4. 社会的交流

社会的認知に該当します。
 

まとめ

日常生活動作の評価にはバーセルインデックスも用いられています。この2つについて復習しておきましょう。

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02

FIMとは、「Functional Independence Measure」の略で、機能的自立度評価表といい、日常生活動作の介助量を、18項目に分け、7段階で評価します。

1.セルフケア「食事・整容・清拭・更衣上・更衣下・トイレ動作」

2.排泄「排尿コントロール・排便コントロール」

3.移乗「【ベッド・椅子・車いす】・トイレ・【浴槽・シャワー】」

4.移動「【歩行・車いす】・階段」

5.コミュニケーション「理解・表出」

6.社会認識「社会的交流・問題解決・記憶」

選択肢1. 歩行

間違いです。

歩行の項目はありません。

選択肢2. 食事

正解です。

食事の項目は、セルフケアに含まれます。

選択肢3. 理解

間違いです。

理解の項目は、コミュニケーションに含まれます。

選択肢4. 社会的交流

間違いです。

社会的交流は、社会認識に含まれます。

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03

正解は 食事 です。

FIMとは機能的自立度評価法と言い、人の動作レベルを細かく評価し、適切な治療や訓練につながるように考えられたADL評価法です。

評価対象としては大きく二つに分けられます。

①運動能力

・セルフケア:食事・整容・清拭・更衣(上半身・下半身)・トイレ

・排泄:排尿コントロール・排便コントロール

・移乗:ベッド・椅子・車椅子・トイレ・シャワー・浴槽

・移動:歩行・車椅子・階段

②認知能力

・コミュニケーション:理解(聴覚・視覚)・表出(音声・非音声)

・社会認識:社会的交流・問題解決・記憶

これらの評価は、専門職でない方でも評価することができ(7歳以上)、普段行なっているADLで評価します。

なので、日常の生活の中で行われている動作の評価を行います。

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