あん摩マッサージ指圧師の過去問 第30回(2022年) 午後 問1
この過去問の解説 (3件)
自然界のあらゆるものは陰と陽に分けてとらえることができ、
それらが対立あるいは制約したりしながら共存しているとの考え方は、
陰陽論や陰陽学説といわれています。
陰陽互根とは、
陰と陽はどちらか1つだけで存在することはできず、
互いに依存した関係であるということを意味しています。
陰陽消長とは、
陰陽のバランスが時間とともに
変化しているということを意味しますので、
これが正解となります。
自然界の事物は、
陰と陽の2つの対立した側面を持っていると考えられています。
このことを陰陽対立といいます。
自然界の事物が陰と陽に分けることができますが、
分けたそれぞれの事柄についてもさらに陰と陽に分けることができ、
限りなく分割することができると考えられています。
このことを陰陽可分といいます。
陰陽の関係とその特徴について説明できるようにしておきましょう。
正解は「陰陽消長」です。
間違いです。
陰は陽に、また陽は陰に、相互依存するという事が、陰陽互根です。
正解です。
陰と陽の力関係は、常に変化していて、不変の状態ではないという事が、陰陽消長です。
間違いです。
陰と陽は、互いに制約し、また牽制しあっているという事が、陰陽対立です。
間違いです。
あらゆる事は、陰と陽に分けることができるという事が、陰陽可分です。
正解は 陰陽消長。です。
*互根:陰陽はどちらか一方では成立しない、陰陽の相互依存の関係のことを指します。
陰陽は相反する属性で、互いに対立しながら存在しています。
この関係はどちらか一方だけでは成立しないため、互いに様々な変化をしながら役割を交代していきます。
陰陽のバランスが時間によって変化する、いわゆる陰陽の量が増減しながら変化することを陰陽消長と言います。
*対立:陰陽が互いに制約しあい、平衡をとることを指します。
*可分:陰陽は人体だけでなく、病気・自然・方向などあらゆる事象を陰陽に分類することができることを指します。
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