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あん摩マッサージ指圧師の過去問 第30回(2022年) 午後 問2

問題

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五行の土に属する臓腑について正しいのはどれか。
   1 .
作強の官
   2 .
奇恒の腑
   3 .
降濁作用
   4 .
第3胸椎に付着
( あん摩マッサージ指圧師国家試験 第30回(2022年) 午後 問2 )
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この過去問の解説 (3件)

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五行の土に属する臓腑は、胃と脾です。

選択肢1. 作強の官

作強の官と称される臓腑は、腎です。

選択肢2. 奇恒の腑

奇恒の腑とは、

脳や髄、骨、脈、胆、女子胞などを指します。

腑のように中空で、臓のように精血を貯蔵しています。

選択肢3. 降濁作用

降濁作用とは、

消化した飲食物を小腸へ送り込む働きをいいます。

これは胃脾の働きですので、これが正解となります。

選択肢4. 第3胸椎に付着

第3胸椎に付着している臓腑は、肺です。

まとめ

五行論と、五行色体表について復習しておきましょう。

付箋メモを残すことが出来ます。
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五行の土に属する臓腑は、脾と胃になります。

選択肢1. 作強の官

間違いです。

作強の官とは、腎の事で、大仕事に耐える強者として、五臓のエネルギーを蓄えているとされています。

選択肢2. 奇恒の腑

間違いです。

奇恒の腑とは、脳、髄、骨、脈、胆、女子胞(子宮)の事で、臓のように精血を蓄えますが、腑のように中空であることから、奇恒の腑といわれています。

奇恒とは、通常ではないという意味です。

選択肢3. 降濁作用

正解です。

降濁作用とは、胃が濁なものを降ろすという意味があり、胃で消化された濁なものを腸に送ります。

一方、脾には、昇清作用といって、上方へ上げるという意味があり、消化された栄養を上方の肺へ送っています。

選択肢4. 第3胸椎に付着

間違いです。

肺は第三胸椎に付着します。背部兪穴の肺兪は、第三胸椎の高さにあります。

0

正解は 降濁作用。です。

選択肢1. 作強の官

*作強の官:腎です。「腎は作強の官、技巧ここに出る。」これは素問霊蘭秘典論篇第八に乗っているそれぞれの臓器の働きを記したところに記載されています。

選択肢2. 奇恒の腑

*奇恒の腑:胆・脳・脈・骨・髄・女子胞です。奇恒の腑とは、形態は腑に似ているが働きは臓に似ていて、一般的な腑とは異なるものを言います。

選択肢3. 降濁作用

五行の土の属する臓腑は”脾”か”胃”です。

脾の生理作用は

・運化・統血・昇清・嫌燥悪湿などがあります。

胃の生理作用は

・受納・腐熟・降濁・水穀の海・五臓六腑の海・五臓の本などがあります。

胃の降濁作用が失調すると水穀を下輸することができず、腹部膨満感や悪心・嘔吐などを呈します。

選択肢4. 第3胸椎に付着

*第3胸椎に付着する:肺です。背部兪穴では、第3胸椎棘突起下方の第一行線上に肺兪があります。背部兪穴はそれぞれの臓腑に近い場所にあるとされているため、肺となります。

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