あん摩マッサージ指圧師の過去問
第30回(2022年)
午後 問18

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第30回(2022年) 午後 問18 (訂正依頼・報告はこちら)

同じ高さに並ぶ経穴はどれか。
  • 身柱と風門
  • 至陽と膏肓
  • 中脘と不容
  • 石門と大巨

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

正解は「石門と大巨」です。

選択肢1. 身柱と風門

間違いです。

身柱は、第三胸椎棘突起下にあり、肺兪と、魄戸が同じ高さになります。

風門は、第二胸椎棘突起下にあり、腑分が同じ高さになります。

選択肢2. 至陽と膏肓

間違いです。

至陽は、第七胸椎棘突起下にあり、膈兪と、膈関が同じ高さになります。

膏肓は第四胸椎棘突起下にあり、巨闕兪と、厥陰兪が同じ高さになります。

選択肢3. 中脘と不容

間違いです。

中脘は、臍中央の上方4寸にあり、陰都と、梁門が同じ高さになります。

不容は、臍中央の上方6寸にあり、巨闕と、幽門と、期門が同じ高さになります。

選択肢4. 石門と大巨

正解です。

石門と、大巨は、臍中央の下方2寸にあり、四満が同じ高さになります。

参考になった数1

02

経穴の位置関係についての問題です。

選択肢1. 身柱と風門

身柱は、第3、第4胸椎棘突起間にとります。

風門は、第2・第3胸椎棘突起間の外1寸5分にとりますので、

身柱と風門は同じ高さにはないと考えられます

選択肢2. 至陽と膏肓

至陽は、第7、第8胸椎棘突起間にとります。

膏肓は、第4・第5胸椎棘突起間の外3寸に取りますので、

至陽と膏肓は同じ高さにはないと考えられます。

選択肢3. 中脘と不容

中脘は、臍の上4寸にとります。

不容は、天枢穴の上6寸、巨闕穴の外2寸にとります。

天枢は臍の外2寸にとることから、

臍と同じ高さにあるといえますので、

不容は、臍の上6寸にあることがわかります。

以上より、中脘と不容は同じ高さにはないと考えられます。

選択肢4. 石門と大巨

石門は、臍の下2寸にとります。

大巨は、天枢穴の下2寸、石門穴の外2寸にとります。

天枢は臍の外2寸にとることから、臍と同じ高さにありますので、

大巨は臍の下2寸の高さにあることがわかります。

以上より、

石門と大巨は同じ高さにあり、これが正解と考えられます。

まとめ

経穴を覚える際には、

位置関係を確認しながら覚えていく必要があります。

参考になった数0

03

正解は 石門と大巨。です。

石門ー四満ー大巨は神闕の下方2寸に位置します。

横並びの問題は出題されやすいため、語呂等で覚えておきましょう。

その他選択肢の横並びです。

*身柱ー肺兪ー魄戸:第3胸椎棘突起下

*風門ー腑分:第2胸椎棘突起下

*至陽ー膈兪ー膈関:第7胸椎棘突起下

*巨闕兪(奇穴)ー厥陰兪ー膏肓:第4胸椎棘突起下

*中脘ー陰都ー梁門:神闕上方4寸

*巨闕ー幽門ー不容ー期門:神闕上方6寸(期門は第6肋間)

参考になった数0