あん摩マッサージ指圧師の過去問 第30回(2022年) 午後 問19
この過去問の解説 (3件)
上腕骨下部外側縁に起始し、橈骨茎状突起に停止する筋は、
腕橈骨筋です。
孔最は、尺沢と太淵を結ぶ線上、
肘から手首への10分の3のところにとります。
尺沢は肘窩横紋上、
太淵は手首前面横紋の親指側にとります。
孔最の位置は、腕橈骨筋上に相当しますので、
これが正解であると考えられます。
郄門は、 大陵穴から曲沢穴に向かい上5寸にとります。
大陵は手関節横紋上、
曲沢は肘窩横紋上にあります。
郄門の位置は、掌筋腱と橈側手根屈筋腱の間に相当しますので、
腕橈骨筋上にはないと考えられます。
曲沢は、肘窩横紋上で、上腕二頭筋腱の尺側に取りますので、
腕橈骨筋上にはないと考えられます。
太淵は、手首前面横紋の親指側の陥凹部、
橈骨動脈拍動部にとりますので、
腕橈骨筋上にはないと考えられます。
解剖とも関連させて経穴の位置を押さえておきましょう。
正解は「孔最」です。
正解です。
上腕骨下部外側縁に起始し、橈骨茎状突起に停止する筋は、腕橈骨筋です。
この腕橈骨筋上にある経穴は、孔最、列欠、経渠となります。
間違いです。
郄門は、長掌筋腱と橈側手根屈筋腱の間で、手関節横紋の上方5寸です。
長掌筋と橈側手根屈筋上にある経穴は、少海、郄門、間使、内関、大陵となります。
間違いです。
曲沢は、肘窩横紋上、上腕二頭筋腱内方の陥凹部にあります。
上腕二頭筋上にある経穴は、曲沢、天府、侠白、尺沢、臂臑、青霊、天泉となります。
間違いです。
太淵は、手関節外側、橈骨茎状突起と舟状骨の間、長母指外転筋腱の尺側陥凹部、橈骨動脈は駆動部にあります。
長母指外転筋上にある経穴は、列欠、経渠、偏歴となります。
正解は 孔最。です。
上腕骨下部外側縁に起始し、橈骨茎状突起に停止する筋は腕橈骨筋です。
選択肢の中で腕橈骨筋の筋上にあるのは孔最となります。
*郄門:長掌筋腱と橈側手根屈筋腱の間、手関節横紋の上方5寸
*曲沢:肘窩横紋上、上腕二頭筋腱内方の陥凹部
*太淵:橈骨茎状突起と舟状骨の間、長母子外転筋腱の尺側陥凹部
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