あん摩マッサージ指圧師の過去問
第30回(2022年)
午後 問23

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第30回(2022年) 午後 問23 (訂正依頼・報告はこちら)

尺骨神経溝部にある経穴はどれか。
  • 小海
  • 消濼
  • 神門
  • 支正

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この過去問の解説 (3件)

01

尺骨神経溝は上腕骨内側上顆の後面にある溝です。中を尺骨神経が通ります。

選択肢1. 小海

肘後内側、肘頭と上腕骨内側上顆の間の陥凹部にある小腸経の経穴です。尺骨神経溝中にあるので、これが正解であると考えられます。

選択肢2. 消濼

上腕後面、肘頭と肩峰角を結ぶ線上、肘頭の上方5寸、橈骨神経溝部にある三焦経の経穴です。

選択肢3. 神門

手関節前内側、尺側手根屈筋腱の橈側縁、手関節掌側横紋上にある心経の経穴です。 

選択肢4. 支正

前腕後内側、尺骨内縁と尺側手根屈筋の間、手関節背側横紋の上方5寸にある小腸経の経穴です。
 

まとめ

橈骨神経溝は、三角筋粗面のやや下方で上腕骨体後面に斜めに走る浅い溝です。

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02

尺骨神経溝は、上腕骨内側上果後方にある溝のことで、

尺骨神経が通っています。

選択肢1. 小海

小海は、肘関節を軽く屈曲し、

尺骨神経溝中にとりますので、

これが正解であると考えられます。

選択肢2. 消濼

消濼は、臑会穴と清冷淵穴の中央にとります。

肘頭と肩峰角を結ぶ線上で、

肘頭の約5寸上に相当します。

選択肢3. 神門

神門は、手関節横紋の尺側、豆状骨上際で、

尺骨手根屈筋の橈側にとります。

選択肢4. 支正

支正は、

前腕前内側、尺骨内縁と尺側手根屈筋の間、

手関節背側横紋の上方5寸にとります。

まとめ

解剖と合わせて経穴の位置を押さえておきましょう。

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03

取穴に関する問題です。

1.小海は、肘頭と上腕骨内側上顆の間、

  陥凹部の尺骨神経溝部にあるので、

  1が正解です。

2.消濼は、肘頭と肩峰角との中点、

  橈骨神経溝中にあります。

3.神門は、手関節前面の横紋上、豆状骨の橈側で、

  尺側手根屈筋腱の外側にあります。 

4.支正は、尺骨内縁と尺側手根屈筋の間、

  手関節背側横紋の上方5寸にあります。 

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